聖高原で県広域緊急援助隊が救助訓練

▲潜水服で湖底へ捜索に向かう

　２月２６日、聖高原で長野県広域緊急援助隊の警備部隊による冬季救助訓練が行われました。
　広域緊急援助隊は、大規模災害に広域的かつ迅速に対応するために全国の警察本部に組織された災害対策の専門部隊で、平成２３年３月に発生した東日本大震災等に派遣され活躍されています。
　聖高原での冬季訓練は毎年行われておりますが、今回は「大規模な雪崩が発生。雪崩に巻き込まれたスキーヤーの救出と雪崩により車ごと聖湖に流され氷の下に落ちた人の救出。」との想定で行われました。
　潜水服を着用しているとは言え冷たい水中での捜索救助や、また雪崩現場での捜索救助は非常に厳しく危険な活動です。こうした訓練の積み重ねが私たちの安心安全につながっていることに心より感謝を申し上げるとともの、こうしたことは訓練だけであって欲しいと願いました。

▼ゾンデ棒と金属探知機での捜索　御嶽山噴火災害の時に使われた金属探知機


▼雪崩に埋まったスキーヤーを発見


▼聖湖の湖底へ捜索に向かうダイバー


▼湖底の様子をモニターで確認する


▼転落者を水中から救出


▼駆けつけたヘリコプターで病院へ運ぶ

地域おこし協力隊の活動を紹介／近隣議会研修会

▲麻績村で活躍中の協力隊１０名

　２月２５日近隣３村の議会議員懇談会が当番村である麻績村で開催され、３村議員２７名の外、招かれた村長らが加わり研修交流が行われました。
　研修会では麻績村で活躍中の地域おこし協力隊の内容が紹介されました。機織り・草木染・紙漉きに取組む伝統工芸班、農業・６次産業化・環境保全に取組む農業班、小学生以下の子育て支援に取組む子育て班、そして全隊員が共同で取組むイベント開催などの活動実態についてそれぞれの隊員から説明と質疑応答が行われました。
　取組む事業の目的や住民との関わり、将来への展望などパワーポイントを使って説明、成果品の一部も展示されました。
　また、地元県議会議員から県政の現状等についても報告がされました。

▼開催当番村　麻績村尾岸議長の開会挨拶で始まる


▼活動内容の説明をする協力隊


▼熱心に聴き入る３村議会議員


▼展示された伝統工芸班の成果品

第１９回聖高原スノーフェスティバル

▲スリル満点のバナナボート

　２月２１日聖高原スキー場で第１９回聖高原スノーフェスティバルが開催、天候にも恵まれ、また子供リフト代無料日と重なったこともあって大勢の親子で賑わいました。
　スリル満点のバナナボート、お父さんやお母さんも頑張った雪上鬼ごっこやそりレース、圧雪車試乗、大抽選会、温かいトン汁のサービス、皆さんに楽しんで頂きました。

▼鬼ごっこ　逃げるのが大変


▼親子そりレース　子供を落とさないで・・・




▼子供そりレース　転倒続出！


▼バナナボート




▼圧雪車試乗も人気




▼大抽選会で閉会

「いじめ」は絶対にダメ

▲自分が受けたいじめや体罰を語る山城峻一さん

　２月２０日、村地域交流センターで村青少年育成村民運動推進大会兼人権教育指導者研修会が開催されました。
　講師にいじめの苦しみを親子で乗り越えたという山城俊一さんとお母さんの山城美記代さんを招いて、貴重な体験談をお聴きしました。
　小学校時代の６年間仲間たちからいじめや担任教師からの体罰も受け、そして中学校でもいじめを受けて自殺まで考えたという峻一さん、これを乗り越えられたのはお母さんの愛情があったからという。今でも、いじめを受けている夢を見て苦しんでいるという。
　ちょっとした言葉や文字が人に一生の傷をつくり、その人を長く苦しめることになる。
　子供にとって大切な人になってほしい。苦しい時も、大切な人によって生きていくことができる。・・・と。
　時代を担う子供たちを立派に育てるには、家庭・学校・地域他みんなが係わり、愛情を持って見守ってやることが必要であることを改めて認識した研修会になりました。

▼真剣に聴き入る参加者


▼常に見守り支えたお母さんの山城美記代さん

　

夢先生・鶴岡剣太郎さんが来校

▲夢先生と作戦タイム

　麻績小学校では今年も５学年でＪＦＡこころのプロジェクト「夢の教室」が行われました。
　今年はスノーボード競技でワールドカップやオリンピックで活躍した鶴岡剣太郎さんと、アシスタントに元サッカー選手の川俣要佑さんが来校、「夢を持つことの大切さ」や「仲間と協力することの大切さ」などを実技と講義を通じて子どもたちに伝えてくれました。
　前半のゲームの時間では、仲間で協力し合って一つの目的に向かうにはどうするか、体を動かしながら楽しく学びました。
　後半のトークの時間では、鶴岡剣太郎先生から「夢曲線」を使ってワールドカップやオリンピックへ出場したことなどの体験を聞いて、皆で夢について語り合いました。
　
▼ゲームの時間


▼仲間と心を一つにして進むには

長谷川幸洋氏を招いて新春講演会

▲アジアの緊張などについて分かりやすく解説

　２月１１日、村地域交流センターで麻績・筑北両村商工会と麻績村公民館共催による新春講演会が開催され、約１７０名が聴講しました。
　講師に東京新聞・中日新聞論説副主幹でジャーナリストの長谷川幸洋氏を招き、「激動する世界～日本の針路を考える」と題して約９０分のご講演をして頂きました。
　緊張高まるアジアの現状、日韓関係、北朝鮮の本音、中国経済の行方、台中関係など、そして報道されない外交の舞台裏など興味深いお話を聞くことができました。
　慰安婦問題決着の約束は実行されない。北朝鮮、韓国、台湾、香港は中国から離れて行く。中国は近い時代に崩壊するだろう。現在の日米安保体制が最良。と、また、中国経済の悪化から日本経済の伸びが鈍化、消費税率１０％実施時期も先送りが濃厚、これを国民に問うとして夏の参議院選挙は衆議院選挙とダブル選挙になるだろうとも語ってくれました。

▲興味深い論説に聴き入る来場者


　

ICI石井スポーツカップ・第19回聖高原Jr.GS大会

▲最高タイムで優勝した片桐正太郎君（中１・鹿島槍）

　２月７日、聖高原スキー場で村観光協会主催によるICI石井スポーツカップ・第19回聖高原ジュニアジャイアントスラローム大会が開催され、小学生、中学生、幼年を対象の７部門に県内外から９４名がエントリー、標高差約１００ｍのコースでスピードが競われました。
　今回は例年以上に多くの選手が出場した大会となり、全体に技術力の高い内容になりました。

　大会運営にご苦労された聖高原スキークラブの皆様、ご協賛下さいましたICI石井スポーツ様を始め多くのスポンサーの皆様に深く感謝を申し上げます。

▼標高差約１００ｍのコース


≪上位者は以下の通り≫

■小学生１～３年男子の部
優勝　小林春輝(鹿島槍)31″08


準優勝　川口祐太郎(やぶはら)31″69


第３位　輪湖雅治(あさひ)33″57


■小学生１～３年女子の部
優勝　栗屋玲奈(やぶはら)35″73


準優勝　澤村玲奈(松本市)35″84


第３位　赤沼智歌(鹿島槍)39″64


■小学生４～６年男子の部
優勝　清澤力優(あさひ)28″80


準優勝　久保田大夢(聖高原)28″90


第３位　輪湖知治(あさひ)29″60


■小学生４～６年女子の部
優勝　小出柚羽(鹿島槍)31″11


準優勝　喜多史央里(古牧小)32″10


第３位　奈良井真実(あさひ)32″74


■中学生男子の部
優勝　片桐正太郎(鹿島槍)26″49


準優勝　三島颯太(あさひ)27″71


第３位　岡村淳太郎(あさひ)28″82


■中学生女子の部
優勝　近藤美穂(やぶはら)30″54


準優勝　手賀向日葵(あさひ)30″86


第３位　荒井朔未(鹿島槍)31″07


■幼年(小学生未満)の部
優勝　鈴木瑛心(あさひ)23″33

準優勝　小林こころ(鹿島槍)23″57


第３位　久保田恵太(聖高原)24″15


■前走　塚原健介（聖高原）、刈間祐貴（聖高原）

名古屋長野県人会の新春懇親パーティー

▲勇壮な信州小谷太鼓の演奏

　２月６日、名古屋市内のホテルで名古屋長野県人会の新春懇親パーティーが開催されました。
　名古屋方面には麻績村ご出身の方や聖高原別荘地をお持ちの方、そして麻績村を応援して下さる方が大勢いらっしゃることから、今年も村の宣伝を兼ねて参加させて頂きました。
　懇親パーティーには会員・来賓及び関係者ら約２００名が参加、小谷村から『信州小谷太鼓』が特別出演して勇壮な太鼓演奏を披露、皆さんふるさと長野県を懐かしみ楽しく過ごされておりました。
　麻績村からは今年も「麻績のおやき」のご試食と特設コーナーで草木染の紹介をさせて頂きました。
　長野県人会の益々のご発展と、会員皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

▼山口晃司さんの津軽三味線でお迎え


▼県歌「信濃の国」斉唱で会が始まる


▼太田宏次会長（松本市出身）のご挨拶


▼来賓を代表して石原秀樹県産業政策監兼産業労働部長からご祝辞


▼鏡開きで開宴


▼松本久志小谷村長が乾杯のご発声


▼勇壮な信州小谷太鼓の演奏


▼特別参加の市町村長が紹介される


▼新入会員のご紹介


▼振舞われた長野県産ワイン


▼『麻績のおやき』も好評でした


▼麻績村の草木染を紹介


▼唱歌「ふるさと」を全員が輪になって歌い閉会へ


▼県人会のご発展と会員皆様のご健勝をご祈念し締めさせて頂きました


▼スタッフの皆さんがお見送り