▲平安時代からの歴史ある麻績神明宮(2012年1月撮影)
平安末期、伊勢神宮の領地「麻績御厨(おみみくりや)」を鎮守する神社として勧請され、近世には麻績郷十ヶ村の総社となった。
また、麻績郷の地名は伊勢神宮と関係がある「麻績部」から発したとされ、この伊勢社は御厨以前から祀られていた可能性があるとされている。
境内には、国指定重要文化財の建造物5棟を始め多くの文化財がある。
▼本殿(国重文) 貞享元年(1684)
全国的にも大規模かつ古い時期の属する神明造りの本殿である。
▼拝殿(国重文) 天保11年(1840)
▼仮殿(国重文) 宝暦10年(1760)
(△2015年10月11日の本遷座)
▼神楽殿(国重文) 元禄11年(1698)【左手前 奥左は仮殿、奥右は拝殿】
▼舞台(国重文) 天明3年(1783) (2011年8月撮影)
▼神輿(村宝) 享保16年(1731)
▼鰐口(わにぐち) (村宝) 文禄4年(1595)
▼懸仏(村宝)
左から金剛界大日如来(13世紀)、胎蔵界大日如来(13世紀)、薬師如来(14世紀)
▼青柳氏寄進状(村宝) 天文23年(1554)
▼大杉(村天然記念物) 樹齢800年、高さ30m