更なる飛躍を！

　
　３月は別れの時期。麻績村でも卒業式、卒園式が行われ、多くの子供たちが巣立っていきました。
　先生との別れ、友達との別れ、学校との別れ、・・・。誰にもある飛躍のための別れだ。
　みんな、夢の実現に向かって頑張れ！

▼麻績小学校の卒業式（１８日、２３名が卒業）






▼麻績村筑北村学校組合 筑北中学校の卒業式（１９日、３５名が卒業）






▼麻績保育園の卒園式（２４日、２１名が卒園）

今シーズンの営業終了／聖高原スキー場

▲周囲は雪が消えた聖高原スキー場

　３月２２日、聖高原スキー場は今シーズンの営業を終了しました。
　今シーズンは降雪にも恵まれ、多くのお客様にご来場頂きました。ありがとうございました。
　最終日の２２日は感謝デーとしてリフトを無料開放、ご来場者は春の陽を浴びてシーズン最後のスキーやボードを楽しんでおられました。

▼春の陽を浴びて雪と遊ぶファミリー

重文２躰の修復完了／福満寺

▲福満寺に戻った不動明王

　損傷著しかった福満寺の毘沙門天立像と不動明王立像が、京都国立博物館文化財保存修理所で約２年間に亘る修復作業を終えて、３月１９日福満寺にお帰りになりました。
　地元の役員らが待つ中、白布に包まれた２躰と付属品が収蔵場所の瑠璃殿に搬入され、修復作業に当った学芸員から修復箇所等の説明を受けながら定位置に安置されました。
　以前の姿とは全く異なり、彩色が落とされて木目が美しく現われ、損傷個所は見事に修復されました。
　この事業に要した費用は２，０００万円で、国県村の補助金と地元上井堀区民らの浄財によって賄われました。

▼白布に包まれた毘沙門天


▼修復前の毘沙門天


▼修復された毘沙門天


▼修復前の不動明王


▼修復された不動明王


▼彩色が落とされて美しい木目が現れる（右が修復後）


▼地元役員らで記念撮影

ウォリアーズカップ（Ｊr.大会）が開催

▲小学生とは思えない試合が繰り広げられる

　３月１４日・１５日の２日間、麻績村体育館で信州ブレーブウォリアーズ主催、麻績村後援による小学生のバスケットボール大会が開催されました。
　県下各地から小学６年生を中心に男子９チーム、女子９チームが参加、試合形式は予選リーグ戦と順位決定トーナメントで実施、中学に進んだ際によりスムースに一般のバスケットボールに慣れるためにとボールサイズやゴールなど一般と同様のルールで行われました。
　試合結果は、男女とも諏訪地区選抜チームが優勝しましたが、選手の体格、技術力の高さには驚かされました。

▼選手約２３０名、保護者・役員約１２０名の約３５０名が集う


▼男子優勝　諏訪地区選抜


▼男子第２位　ｂｊリーグアカデミー


▼男子第３位　平野・豊野合同チーム


▼女子優勝　諏訪地区選抜


▼女子第２位　中信選抜Ａ・Ｔ


▼女子第３位　佐久選抜

北陸新幹線（長野～金沢間）が開業

▲最速のＥ７系「かがやき」で金沢まで６５分

　平成９年１０月に東京～長野間が開業した長野新幹線が、北陸金沢まで延伸し３月１４日北陸新幹線として開業しました。
　長野から金沢まで以前は３時間１５分を要していましたが、最速のＥ７系「かがやき」では１時間５分になり、北陸の地がずっと近くになりました。
　また、富山まで４６分となり駅前からバスを利用しても富山空港へは、長野駅から１時間３０分程度で行けることになりました。ソウル、北京、上海、台北への国際線利用も便利になりました。
　東京～長野～北陸が短時間で結ばれることにより大きな効果が期待できます。

▼大きく変わった長野駅






▼長野県下の名物が並ぶ駅ビル名店街


▼１４日には開業祝賀会が行なわれました






▼グランクラスでゆったりした旅を

進む若者応援施策

▲完成間近の若者向け賃貸住宅

　麻績村では、子育て世代の若者応援施策を幅広く進めています。
　若者定住住宅もその一つで、完成間近となった棟への入居者も決まりました。
　今後、２８年度末までに更に２０棟を建設します。
　『戸建３ＬＤＫ、オール電化、月家賃２４，０００円～』の快適住宅、コンビニ・スーパー・ＪＲ聖高原駅・麻績ＩＣ・郵便局・銀行・ＪＡ・保育園・小学校・中学校・役場・医院へは５～６分という好立地です。
　子育て応援施策では、出産祝金、１才・２才・３才の誕生日プレゼント(子育て支援金)、保育料の減免・無料化、中学３年まで医療費無料化、独自の不妊治補助金など。そして、未就園児と保護者が気軽に集える「ひだまり広場」・「おもちゃのおうち」、小学生向けの「おみっこ元気くらぶ」・「放課後子ども教室」など多くの子育てサポート事業を展開しています。
　若者定住住宅は今秋も入居者を募ります。お問合せは麻績村役場（☎０２６３－６７－３００１）まで。

　⇒　ご案内チラシ

▼Ａタイプの棟　両タイプとも敷地はゆったりです








▼Ｂタイプの棟








▼両タイプとも環境に優しいオール電化仕様




▼今後２０棟が建設されます

新谷仁美さんの「夢の教室」

▲一つの目的を達成する「ゲームの時間」

　３月２日、麻績小学校で５年生を対象に授業２コマ（９０分間）を使って「ＪＦＡこころのプロジェクト～夢の教室～」が、昨年に続いて行われました。
　元女子陸上オリンピック選手の新谷仁美さんが夢先生となり、体育館での楽しいゲームと教室での講義の時間を通して仲間と協力することの大切さや夢を持つことの大切さを学びました。
　講義の時間では、新谷さん自身のオリンピック選手になる夢とその実現に向けた体験談に、児童たちは真剣に聴き入っていました。
　講義の終りには、児童たちはそれぞれの夢を「夢カード」にまとめ、後で新谷さんに見てもらうことになりました。
　この教室は、昨年も元女子バレーボールオリンピック選手の大山加奈さんを招いて行われました。一流のアスリートがどのように夢を実現させたか、夢を抱くことの素晴らしさや大切さを知ってもらおうと実施したものです。
　「日本一の設計士になりたい。」、こんな夢を語ってくれた児童がいましたが、きっと実現してくれることでしょう。

▼ゲームの作戦を練る


▼心を一つにするゲーム


▼夢の実現に向けた体験談に聴き入る


▼それぞれの夢を「夢カード」にまとめる


▼全員で記念撮影

お田植え祭り／刈谷沢神明宮（筑北村）

▲「毎年、毎年いやでござる・・・」

　刈谷沢神明宮（筑北村坂北）の春季例大祭、長野県の無形文化財に指定されている『お田植えまつり』で盛り上がります。
　田の神を祀り豊作を祈願する神事で、太郎が墨を塗った張子の牛の手綱をとり、次郎が代掻きをする。二人が「毎年、毎年いやでござる」と言いながら境内を三回まわります。
　参拝者はこの牛をめがけて水不足が無いように祈願しながら雪玉を投げます。今年は雨も降り演者はびっしょり。秋の豊作は間違いないでしょう。

▼烏帽子も壊れて前が見えない・・


デジブック 『お田植えまつり』