▲平野先生の「麻績村は安全です」とのお話に安心
6月22日、信州大学医学部付属病院放射線部の平野浩志先生を招いて、今多くの皆さんが心配をしている放射能汚染について学びました。
今年度の健康医学講座の第1回目として開催されたもので、会場はいっぱいになるほどの盛況ぶりでした。
講演に先立ち、小中学校の校庭で空気中放射線量の測定を行いましたが、0.06マイクロシーベルトと子供たちにも全く影響のない数値でありました。また、土壌についても測定を行いましたが、全く安全な数値でした。
講演では、福島原発から300kmも離れた地域では心配するような影響はあり得ないことや、自然界や医療など日々の生活の中での被曝についても心配はないことなど分かり易いお話をして頂き、参加者は安心された様子でした。
▼麻績小学校庭でも放射線量を測定
▲空振り! ストライク!(若年ソフト決勝戦)
梅雨の合間の好天に恵まれた6月19日、村内6会場でソフトボールやマレットゴルフなど7種目の競技が行われ、若い人からお年寄りまで大勢の皆さんが心地良い汗を流しました。
村民体育祭は農作業が一段落となるこの時期に毎年開催されているもので、スポーツを通じて地域間・世代間を越えた交流を促進しようというもので、村民皆さんが楽しめる内容となっています。
私もマレットゴルフを楽しませて頂きました。結果はチームに貢献できず・・・
でしたが、後の慰労会ではしっかりと貢献しました。
▼マレットゴルフには、幅広い世代が参加
▲赤ちゃんに絵本をプレゼント
昨年度生まれた5人の赤ちゃんに、絵本をプレゼントしました。
絵本に興味を持ち始める時期に絵本の楽しさを覚えさせ、そして情緒や言葉の発達や感受性を育てようと、8年前から取組んでいる事業です。
子育てには、保護者の暖かい抱っこや優しい語りかけが大切です。絵本を利用されて愛情いっぱいに育てて下さい。健やかな成長を祈っております。
昨年度村内で生れた赤ちゃんが5人と寂しいですが、若い人たちが住みやすい麻績村を目指して、公営住宅建設や幅広い子育て事業を進めております。
麻績村においで下さい。
▲小雨の中で行われた式典
6月11日、長野県と森林関係機関らの主催による平成23年度ふるさとの森づくり県民の集い(第62回長野県植樹祭)が、塩尻市の高ボッチ高原で開催されました。
当日は生憎の小雨日和でしたが、県下から総勢1,400人が参加してミズナラ約1,000本を植え、そしてニホンジカの食害を防ぐため樹脂ネットで囲み、寒風害から守るためトウヒも植えました。
会場には地元特産品の販売ブースやとん汁無料配布コーナーが出て、植樹祭を盛上げていました。
標高1,600mの高原で、今日植えられた木々は50年、100年後どうなって行くのか・・・、見とどけることはできませんが、すくすく育って欲しいと願いました。
▼毎年6月中旬には見ごろとなるレンゲツツジ
▲季節感漂う杜若(かきつばた)の花
応接用になった村長室に 杜若の花が美しく飾られました。
村内のお花の先生が、お客様を気持ち良く迎えて下さいと、ボランティアでお花を持参され生けて下さいました。
殺風景な部屋は気品ある紫の花で一変、明るく爽やかな部屋になりました。
麻績村ではようやく咲き始めた杜若の花、花言葉は「幸運が必ず来る」とか・・・、麻績村に何か幸運がくるのか・・・期待をしてしまいました。
お花の先生はこれからも時折、野に咲く花をご持参され生けてくれるとか、本当にありがとうございます。
村長が職員と同じ事務室に移ったため村長室は応接用になっています。どうぞ皆様、お気軽にお寄り下さい。
6月定例議会が7日から13日までの7日間の会期で開会しました。
5月に臨時議会があったことや今年度が始まって間もないことから、報告5件、議案は3件、請願・陳情3件とボリュームは多くありません。
一般質問では5人が予定されておりますが、この度の東日本大震災を受けて、放射能汚染や災害発生時の対応など防災計画に関わる質問が目立っております。
住民の不安を解消する対策が急務でありますが、国や県の指針等が明確にならないことから中々進められないというのが実態であり、歯痒い思いをしております。
また補正予算関係は、財源確保に目途がついたことから、「ちびっ子消防団」の発足や新たに主要村道の改良に着手するための調査、災害発生時の非常食品の備蓄などに係る予算を審議して頂くことになっています。
また会期中に、現在進んでいる事業の現地視察も予定されています。