６月定例議会が閉会

　　　　　▲６月定例議会からクールビズとなりました

　６月１４日に開会した麻績村議会は、予定された全議案を審議・議決し、また５名の一般質問で論議を深め１７日に閉会しました。
　一般会計予算の補正では、
○地上デジタルテレビ難視聴対策費（共聴アンテンナ整備助成など）　約３，４００万円
○既に予算化されている福祉センターのボイラー改修に併せて源泉取水井戸を整備する費用　１２０万円
○県の新規事業（不登校対策など子育て事業）で採択された子育て事業費　約８０万円
○住宅用太陽光発電システム導入補助金　２０万円
など、総額３，９２５万円が増額補正されました。
　最近、住宅用太陽光発電システムを導入される方が増えています。これには国の補助金がありますが、麻績村でも平成２２年４月に遡り補助金を交付することになりました。ご相談は住民課までお願いします。
　一般質問では、５名が幅広い分野で質問をされました。
　子宮頸がんワクチン接種の公費助成には２人が質問、公費助成をする方向が確認されました。実施に向けては、早急に詳細を詰めることにします。
　また、有害鳥獣対策には、重点を置いて進めることが確認されました。
　５名の質問で、今日の重要な課題を深く研究することができました。

子宮頸がん予防ワクチン接種の公的助成

　子宮頸がんは、検診とワクチン接種で防げるガンと言われています。
　ワクチンは、ＨＰＶ感染前の１０歳代前半の女子に対して有効とされ、６ヶ月間に３回の接種が必要です。接種費用は医療保険適用外で、１人当たり約５万円と高額なため、公的助成を要望する声が上がっています。
　村の６月定例議会では、２人の議員から予防ワクチン接種助成についての質問がありました。
　子どもを産む若い世代に発症し易い子宮頸がんを防ぐことは、子育て施策の面から重要でありますので、公費助成をする考えを示させて頂きました。接種年齢、助成率など詳細を早急に詰めて、実施して参ります。
　第１７４国会は「子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案」が成立しないまま閉会になりました。残念です。「子どもを増やそう。子どもを大切に育てよう。」との政策であれば、優先すべきことだと思うのですが・・・。１３，０００円を播く前にすべきだったのではないでしょうか。