南信、大鹿村へ
大鹿村は歌舞伎で有名です。段々畑のような急な斜面に張り付くように集落があり、何カ所かの歌舞伎舞台があります。
でも、過疎化でもう使われていない歌舞伎舞台が歴史の中に埋もれていきます。これも時の流れを感じさせます。
この大鹿村、諏訪大社との関係も深く、この神社も諏訪大社の分社。そういえば、数年に一度の諏訪大社の御柱祭、この大鹿村からも大木が奉納されています。
大池を越えて黒川林道をゆくと、天空の池への道。
といってもとにかく悪路。最低地上高のない車は大変、更に幅もなく、ここへ車で行くのにはかなりの決心が必要。この1年近くかけて道路を補修。完成したので久しぶりに訪問。
最近、新聞に出たので結構、多くの観光客、カメラマン。
遠くに中央アルプス
手前には鹿の足跡沢山
少し、山の中へ
そして乗鞍岳
元々は大鹿村の放牧地。そのために広場になっています。
でも今は使われていません。そのためにクマザサが一面に。
この辺りはちょっとしたハイキングにも最高で少し登ると南アルプスが眼前に。かつてハイキングしたときには我が家しかおらず、目の前をいくつもの鹿の大軍が駆け抜けていきました。怖かった記憶が。
下りてきて、いつも鹿肉、猪肉、たまに熊肉でお世話になっている蝦沢さんのお店へ
鹿肉のカレーとステーキ定食。
臭みのないとても美味しいジビエ料理。これも蝦沢さんの捌き方が絶妙なため。蝦沢さんと奥様と雑談してから諏訪方面に152号線を。
高遠を通ったので桜の季節には近づけない高遠城へ
ちょうどボランティアの方がガイドをしてくれる、とのことなのでお願いしました。
武田家と諏訪大社、そして織田家との歴史を楽しく説明していただきました。高遠の桜はソメイヨシノではなくここしかない特別な桜であること、そして桜自身はそう古くはない、とのこと。また、昔の新宿、つまり内藤新宿を統治したのは高遠の武家だったのでその関係から高遠と新宿区とは姉妹提携関係だそうです。そのために新宿南口のバスタの近くに2本だけ高遠桜があるそうです。今度、見に行こ浮かな。
やはり、ガイドの方にお願いしてよかったです。
小さなお城の中にはいろんな人達の石碑が。
中には、関東大震災時に多くの人達の眼を無料で治療した高遠出身の眼科医、今では確か東京の有名な眼科病院です。この方、実は日本で初の二重まぶたの手術をおこなった方、つまり日本で初の美容整形外科手術をおこなった方だそうです。
こんな楽しいお話しを。
また、驚いたのは信州蕎麦の発祥の地が高遠だそうです。そのために蕎麦屋さんのかずが物凄いです。
ガイドの方に大変お世話になりました。でも、最近は桜のお客さんもかなり減ってしまったとのこと。人口が減っているせいかもしれませんね。寂しいです。
あとは152号線を北上、そして20号線を東京方面に。韮崎から高速へ。
久しぶりに富士山🗻
そのまま高井戸へ。そして実家へ。
ところで、マイカーはまだ、修理中。今回はマイカーと同じアウトバックの試乗車。
全く同じ車なのにマイカーと同じ運転をしても燃費は悪いです。ひとつはエコタイヤを履いているマイカーとの違いがあるとしても差が大きい。あとは試乗車ということで新車の時にはエンジンの回転数を気にせずに試乗者がぶん回したためエンジンに変な癖がついてしまったのかもしれません。
早く、マイカー戻ってきてほしい。
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