社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

今日から3連休!

2009-11-21 08:05:28 | Weblog
今日から今年最後の3連休が始まる。
この間の予定はというと、大船渡高校卓球部では強化練習として位置づけている。
今日からの3日間は、マンツーマンとして私ともう一人のMコーチ二人で手分けをして子供達と1対1の練習をする。
新しい技術にチャレンジしたり、今あるものをさらに伸ばしていくことが目的である。
さて、子供達がいかにモチベーションを高め、自分がどのような選手を目指しながら、その為になにを覚えてスキルの幅を増やそうとしてくるのか?
楽しみである!
さあ、そろそろ練習に行かなければいけない時間である。
午後は、又障子貼りかな?・・・・・・主導権は妻にある。

「試合で勝つ方法」 第6回:相手の予測しない(意外性)プレー!

2009-11-20 09:47:50 | Weblog
具体論第6回目は、「相手の予測しない(意外性)プレー」である。
卓球競技はネットを挟んで相手がすぐ間近にいる。
したがってお互いの表情などや雰囲気で相手のプレーをある程度予測がつきやすい。
ついては、相手の読みを如何にはずすか(洞察力)、あるいは意外性に富んだプレーが求められる。
一番簡単に出来ることは、前に書いた「セオリーとまったく逆」のことをすればよいと言える。
例えば、相手は低いボールなので強打してこないと思うような時、それをいきなりスマッシュする。
あるいは、逆に相手の仕掛けた作戦にかからないように、相手がわざとドライブを掛け易いような長いカット性のボールを逆に強打せずツッツキで返す。
また、後半勝負どころの10-10とか接戦になっていて、ここ1本がどちらも欲しい時、フォア前サーブに対して思い切ってフリックを使い強打で決めにいく。相手は打たれないサーブで3球目攻撃をしようとするので逆を突くことになるので効果的である。
カットマンとの対戦の場合、作戦的には通常相手を前に寄せてからドライブ攻撃する。しかし相手の裏をかいて、低いツッツキに対していきなりスマッシュをしたり、普通スマッシュをするような高いボールは、逆に打たずにストップをする、などなどセオリーと逆の攻め方をする。
このようなことは勝負において非常に大事な要素でもある。効果的にどの場面で、どのような形で勝負に出るかである。(勇気と冷静さが求められる)
いずれにしても、勝負どころでのシステム練習だけは日々欠かせない。(勝負のポイントになる)

「試合で勝つ方法」 第5回:攻守のバランス!

2009-11-19 06:41:59 | Weblog
具体論第5回目は、「攻守のバランス」である。
卓球は攻めるだけではなく、守りも出来なければならない。それは、サーブ&レシーブが2本ずつ交互にチェンジするからである。
1ゲーム10-10になったと想定すれば、お互い5回のサーブ&レシーブがあることになる。一般的には自分が10回のサーブによって先手を取ることが出来るが、しかし相手も10回先手を取れることになるので、先攻めの割合は50%ずつになる。
したがって、攻めるだけでは試合に勝つことが難しいので、守ることも非常に大事な要素になってくる。
さらに攻めるばかりでなく、相手に無理に攻撃をさせてミスを誘うことも必要になる。
「攻撃は最大の防御」と言われるが、現代卓球の中ではかなりの無理があると思われる。
それは、用具等の発達等でボール自体にスピードが増し、回転も鋭くなっていることと、シェークハンドが多くなり攻めや守りの技術が多彩になっていることが挙げられる。
この攻守のバランスについては、一概に使い方の割合を示すことは無理であるが、一流といわれる選手は総じて攻守のバランスが非常に良いのである。
(写真は朝の風景・今朝の大船渡は寒く歩き始まった6時ごろ、気温は0度だった。)

「試合で勝つ方法」 第4回:セオリーの吸収!

2009-11-18 08:29:40 | Weblog
具体論第4回目は、「セオリーの吸収」である。
卓球競技の中でのいろいろな要素を含むセオリー(一般的に当たり前の考え方)がある。
例えば相手からの「ボールはクロスで待つ」、これは確立の問題であるがストレートに攻めるよりは距離の長いクロス打ちの方が、距離の短いストレート打ちよりも入る確率が高いので一般的に選手はクロスに打つことが多い。「クロスで待て」とよく言われる理由である。
また相手のサーブに対する自分の構えるレシーブの位置も、その都度違ってこなければいけない。これはラリー中であっても同じ事で、セオリー通りボールのコースに、しっかり動いて充分な体制で待つ(構える)ことが自分を有利な状態にすることになる。
もちろん、技術が上達すればリスクを犯してまでも、相手の裏をかくストレート攻めの頻度はおのずと増してくる。
そして、試合では「自分の得意なものと相手の不得意なもので勝負する」ことが肝要である。(当たり前のことだが、よく試合が終って初めて気づく事が以外に多いのである。)
試合をしながらこのことを探していくと、自分より強いと思われる選手にも、勝てる確立が数段アップする。
(写真は今朝の風景)

「試合で勝つ方法」 第3回:得点の計算!

2009-11-17 07:45:22 | Weblog
具体論第3回目は、「得点の計算」である。
 卓球は、プレーの先にある得点の仕方、され方を計算しておかなければいけない。
例えば、自分がサーブの時2本、レシーブで1本得点する。当たり前のことだが、そうすれば試合に負けることが無い。
また、試合を有利に運ぶためには勝負どころでの得点が必要である。
例えば、3-1・8-6など自分が得点すれば相手と3点差に、逆に失点してしまうと1点差になってしまい相手に勢いをつけさせてしまう。
試合では、連続ポイントを心がけ、連続失点はしないようにしなければならない。
試合の終盤ではリードしている選手に、「早く勝ちたい」という思いが非常に強くなる傾向がある。
したがって、例えば9-5でリードの時、自分が得点すれば5点差になり、勝負はほぼ決まり、逆に失点すると3点差になり相互に逆転の可能性(心理)も出てくる。
ここでの1本目が非常に重要なポイントになる。

第22回大船渡ポートサイドマラソン大会!

2009-11-16 09:22:56 | Weblog
七重さんの偲ぶ会の翌日(15日)、第22回大船渡ポートサイドマラソン大会(七重さんを末永く顕彰する大会)が350名の選手が参加して開催された。
地元勢を中心に女性ランナーが、天国の七重さんに力走を届ける大会でもあった。
選手の中には、遠く神奈川県相模原市から七重さんの教え子も参加し大会を盛り上げていた。
閉会式の前には恒例のお楽しみ抽選会が行われ、かなりの確立で地元の海産物や特産品が参加した選手に配られた。
(写真は、ファミリーの部ゴールの様子である。)

七重さん偲ぶ会

2009-11-16 08:44:20 | Weblog
14日18時から、地元のホテルで永田七重(旧姓佐々木)さんの地元での偲ぶ会(6月に逝去)がしめやかに開催され私も卓球協会代表で参列した。
また、15時~17時までは一般の献花が行われたようである。
この会には、約200名の各分野の関係者や七重さんのご主人子供さん、兄弟、同級生らも参列していた。
会の初めには参列者がそれぞれ祭壇に献花し、黙祷を捧げ永田さんに感謝状を市長より授与して会が始まった。。
会の中盤では、生前の東京女子国際マラソンで優勝した時のビデをが流されゴールした瞬間は、会場中からの割れんばかりの拍手で、とても感動的な場面であった。
スーパーキッズ事業ももそうであるが、ぜひこの地域からも七重さんに続く国際的な選手が生まれることを期待したいし、育てていかなければならないと意を強くし偲ぶ会が閉じられた。

「いわてスーパーキッズ測定会」に支援参加!

2009-11-16 06:46:34 | Weblog
一昨日は、大船渡市民体育館で開催された県体協主催の「いわてスーパーキッズ測定会」に支援参加した。
これは、公認スポーツ指導者活用促進事業に関わるボランティアである。
今回は、気仙地区を中心にした「記録測定会」のスタッフの一員としてお手伝いをさせていただいた。
今回は、気仙地区の小学5,6年生男女合わせて19名という少人数の参加であった。
開会行事のあとこのスパーキッズ発掘事業の説明があり、準備体操をして測定に入った。
初めに、20メートル走を行ったがほとんどの子が3秒台で質の高さがうかがわれた。そのあと反復横とび、MB投げ(1kgのメディシンボールを両手で後ろ投げ)、立ち幅とび、垂直とびを順次行い終了した。
主催者の担当の方と話す機会があったが、現在第一期生は中学2年生で東京のナショナルトレーニングセンターに派遣するなど、様々な取り組みをしているようだ。
そして、参加人数の減少に対しては県内の小学生やその保護者に対して趣旨の啓蒙等広く周知徹底を図っていかなければならないと話していた。
私自身も参加することによって、様々な体験が出来る大変良い機会なので、ぜひ敷居を高くしないで子供達を参加させて欲しいと思う。



「試合で勝つ方法」第2回:レシーブ!

2009-11-13 06:55:01 | Weblog
具体論第2回目は、「レシーブ」である。
レシーブは卓球競技の中でサーブと同様に一番使われる技術である。したがってこれまた一番重要な技術と言える。
そして、技術だけでなく相手の癖などを見抜いてヤマ(読みを)を張る洞察力が必要である。サーブの瞬間だけでなくその前の動作などから判断出来ることもある。
レシーブは上達すると相手のサーブをチャンスボールにしてしまうことが出来る。
例えば、ドライブが得意であればサーブが長いとき、あるいは短くてもバウンドの高いボールであれば台上でもドライブ強打で得点することが出来る。
フリックが上手ければ、小さいサーブなどもレシーブで先手を取り、4球目攻撃に結びつけることも出来る。
しかし相手のサーブが良い場合、またはレシーブ強打の出来ない選手、俗に言うレシーブの苦手な人はそう上手くはいかない。このような選手は「レシーブは強く返球しなければならない」と勘違いしていることが多い。
この場合、強いボールを返すよりもどうすれば自分が有利になれるかが問題である。一つはミスをしないことと、相手に強打されたり自分の不利にならないように4球目に上手く結びつけることが肝心である。そのためにはレシーブの種類をたくさん身につける(例えばツッツキをブチ切りにする、横回転を加える、ナックルで払う、etc)ことである。3球目を相手に強打されずに逆に4球目で主導権を握れるようにすれば良いだけである。
これはダブルスにおいて、特に重要なことである。

「試合で勝つ方法」 第1回 サーブ!

2009-11-12 09:34:24 | Weblog
今回からは具体論に入る。第1回目は、「サーブ」である。
サーブレシーブは卓球競技の中で一番使われる技術である。したがって一番重要な技術と言える。
しかもサーブは一番初めに先手を取れるものであるから、相手にレシーブミスをさせるような、サーブのみで得点出来るのがベストである。
しかし、相手もあることなのでそう上手くいかない場合は、もし返球されても3球目をチャンスボールに出来る、威力のあるサーブが必要となる。
(威力とは)相手が動けないで合わせる事しか出来ないくらいの、相手を威圧するスピード、相手の予想をはるかに超えた回転と同じフォームからのコースや逆回転、ナックルなど。
また、さらに相手のレシーブが上手い場合には、台から出るか出ないくらいの長さのサーブ(強打も出来ない・フリックも使えない)を出して軽打をさせ、それを3球目攻撃で狙っていくのも一つの方法である。
ダブルスの場合のサーブは特にこの戦術が有効である。小さ過ぎるとストップもしやすくなってしまう。
いずれ「サーブの良し悪しが勝負を決める」といっても過言ではない。
日々の研究と練習がものをいうのである!