田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

8月二度目の墓参り

2016年08月21日 | 日記
 今月8日にお墓掃除に行きました。わが家は神道ですのでお盆行事はいたしませんが、わが家の墓がある墓地公園のお墓は圧倒的に仏の墓が多く、お盆はたくさんの人がお墓参りをなさいます。この暑さでは、供えたお花もすぐに傷んでしまいますが、周りに生える草を抜いたり、落ち葉を取り除いて、お盆らしきたたずまいにしたのが8日でした。
 
 今日も数日続きの酷暑、団地の外掃除から帰った妻を待ち、お墓へでかけました。ふもとのお寺で大きな葬儀があるらしく、喪服の方々が忙しそうにしていらっしゃいました。そういえば数日前の新聞の葬式広告で、寺の関係者がお亡くなりになったことを思い出しました。
 
 盆過ぎでも、お墓参りの人は多く、いつもは閑散としている駐車場に車が多く停められていました。キリスト教区の墓地にもヴェールで頭を覆った高齢な女性が、頭を垂れてお参りなさっておられました。その姿がなぜかしら神聖な姿に見えました。あの方々から見れば、私と妻がかわるがわる『二礼二拍手一礼』もそのように見えるのかしら・・・・。少なくとも兄一家の宗教のように、神道や墓参りを「いにしえの因習」とは言わないでしょうね。
 
 婆さまが許してくれると確信して、帽子のままお参り。
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 帰り道モールに立ち寄り、壊れかけた冷蔵庫の買い替え品の物色。やはり妻は大きな冷蔵庫が欲しいようです。へそくりで半分出そうと思います。昼食で中華飯を食べました。意外や意外!期待以上の味でした。量も丁度!。
 
 気が遠くなりそうな暑い駐車場を歩いていたら、見たことのある男の子とすれ違いました。相手も私の顔をじっと見ていましたが、すれ違ってしまいました。妻に「塾で教えたWA君に似てるな」と言いながら振り返ったら、相手も同時に振り返りました。思わず手を高く上げたら、満身の笑みで駆け寄ってきました。暑かったろうな。彼、本当に嬉しそうでした。振り返って良かったと心から思いました。おしまい。

初めての歌舞伎

2016年08月20日 | 日記
 半年前の宝塚観劇は全く予習をしないで見ました。『宝塚など、女どもの学芸会』と、とても偏った見方の私でした。そのせいか、舞台も劇場も女優さんが新鮮に見え、隠れ宝塚ファンになりました。そんな訳で、今回の歌舞伎観劇は予習したオイラです。
 
 最初の「土蜘蛛」は能舞台で物語が進みました。ここで私『はぁ?能と歌舞伎は親戚なの?知らんかったぁ』と最初の疑問。ネットによれば、能は日本の伝統芸能で、式三番(翁)を含む能と狂言とを包含する総称だそです。歌舞伎は民衆の娯楽芸能として生まれ、舞踊的要素を備えた演劇だそうです。

 歌舞伎は能楽と違い、派手で、楽しませることを目的にした演技が特徴。出雲の阿国という女性がその発祥とも言われていますが、女性の歌舞伎が禁止され、現在はすべて男優が演じる形態となりました。そういえば、数年前の大河ドラマでした。

 私は「歌舞伎イコール見得と隈取の顔」が定番と思っていました。土蜘蛛はそのような見得も隈取も少なく、予習した通りのストーリーでした。予習ではわからなかった二人の子役の演技は見応えがありました。隈取された顔は、土蜘蛛の身分割れの場面1回でした。オペラグラスでしっかり見ました。
 
 山名屋浦里に至っては、台詞も現代語に通じ、苦もなく解ります。メーキャップが派手だけで、TV時代劇とほば同じでした。少し期待が大きすぎたかもしれません。予習しすぎが仇になりました。ストーリーを知らなければ少しはドキドキしたかもしれません。隈取も見栄もありませんでした。花魁山里(中村七之助)の女装の美しさに、おばさん達からのため息が聞こえました。
 
 劇場の客席の感想は「狭くて窮屈」です。大柄な外人さんにとっては苦痛でしょう。桟敷席ならばゆったりできましょうがお値段が高いと思います。宝塚の客席は同じ価格のA席でしたが、幅 奥行きとも10センチほど広かったと思います。宝塚より後にできた歌舞伎座ですから、外人さんの体型も考慮した方が良かったと思います。
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 期待した『かけ声』ですが3階の両翼から声が飛んでいました。3~4名の声に思えましたが、声質と抑揚を作り過ぎのように聞こえました。素人の私が『おッ!ここで声!!』とかけ声のタイミングが取れるようになりました。いつぞやの新聞で、歌舞伎ファンの女医さんがかけ声をかけ、有名女流作家の顰蹙を買い「歌舞伎役者に聞いたが、女もかけ声をかけて良い」と不平を言ってました。ですが、かけ声に黄色い声は似合いませんねぇ。「大向こうの会」も男性ばかりだと思います。ま、それが歌舞伎、男だけの世界なんですね。

暑かった夏の遠足

2016年08月19日 | 日記
 昨晩帰ってきました。暑かったですぅフ~でした。でも楽しかったです。今更ながら旅行社のパンフを見たら、日本伝統芸能『歌舞伎鑑賞』と国会議事堂見学とありましたが、皇居と都庁もプラスされていました。皇居は中学の修学旅行以来二度目です。仮に時間が合っても、一昨日のようなあの暑さでは、とても長くはいられなかったと思います。昔々クラス写真を撮った二重橋と桜田門を観てきました。
 
 私は度重なる引っ越しで、あまり大切にしていなかった卒業アルバムなどをなくしてしまいました。記憶に残る二重橋前のクラス写真そのままの姿がよみがえりました。
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 それでも変わっていたのは警備の重々しさと、中国人の多さでした。砂利を踏みしめる音をかき消すような特徴のある中国語、果物を食べ散らかしながら歩く少年、芝生で半裸で寝ている男性はいただけませんでした。
 
 最悪だったのは、二重橋前の柳の枝にぶら下がりそうな勢いで振り回し始めた中年女性を静止する皇居職員と警視庁職員、女性を叱責しているような大声の中国人添乗員が余計に暑さを増しました。
 
 決して悪気があったのでは無いでしょうが、こんなことから国際摩擦がおこるのでしょね。ジュースの自動販売機前での中国人の若い女性、バスの中から挨拶を交わした中南米らしい男女三人連れと挨拶、小さな交流はまた書きます。

歌舞伎観劇、夏の遠足

2016年08月16日 | 日記
 17、18日は歌舞伎観劇で夏の遠足に行ってきます。ブログはお休みします。歌舞伎は初めて。予習し、オペラグラスを用意しました。また劇場内で貸し出されるラジオも借りるつもりです。
 
土蜘蛛あらすじ
格調高い「松羽目もの」。作者は河竹黙阿弥。主人公は「源頼光」です。「らいこう」と音読み。源頼光は、病気で療養中。家来の平井保昌が見舞い。平井保昌一度退場。典薬の守が薬持参。侍女の胡蝶がその薬を持って来る。

気分が良い頼光。屋敷の外の様子が気になる。そろそろ秋。胡蝶が都の名所がいまどんな景色かを舞で説明。「山々は、時雨を待たずに、染めて候」すっかり紅葉です。

舞の唄は、清水や嵐山などの京の名所尽くし。胡蝶は若い美しい役者。能装束風の衣装と所作。唄の文句も美しく、ここが一番「松羽目もの」場面。

急に頼光の具合が悪くなる。なにかが憑いているのではないか。怪しげな僧。僧は比叡山の僧の「智疇(ちちゅう)」と名乗る。頼光のために祈祷。智疇の台詞『我がせこが 来べき宵なり さゝがにの 蜘蛛の振舞 かねてしるしも』古今集にある「衣通姫(そとおりひめ)」の歌。「ささがに」は蜘蛛のこと。ここでは枕詞。意味は蜘蛛の様子でわかる。今夜は私の大事なあのひとが来るみたいだ。

怪しむ頼光。智疇は比叡の祈祷の威徳を語り納得させ、頼光に近づく。しかし、太刀持ちの若者が気づく。智疇の影が蜘蛛。

気付いた頼光は、常にそばに持っている「膝丸」で斬り付ける。蜘蛛は逃げる。

頼光の声に気付いて、次の間に下がっていた保昌がかけつける。切られた蜘蛛の血の跡を見つけ、退治することにる。

場面が変わってさびしい荒れ野。血の跡をたどって頼光の家来である四天王と、平井保昌とが来る。土蜘蛛の巣を見つけ、攻撃。姿をあらわした土蜘蛛との激しい戦い。

最後は頼光の剣の威光で土蜘蛛が負けるのだが、舞台は戦いながら終わるのである。

山名屋浦里あらすじ


軽いつわり

2016年08月15日 | 日記
 嫁子ちゃん、軽いつわりがあるそうで、午前中は体調がすぐれない様子、せめてオイラと妻がいるわが家では楽をさせようと、○っちゃんを外へ連れ出しました。蒸し暑い日でしたが日差しが無いぶん過ごしやすかったです。
 
 ○っちゃんは砂場が気に入ったらしく、ミニスコップで砂を椀に入れ「ドウジョ」と言いながら私に。「イタダキマス」で受け取り、飲む真似をします。お返しする時には「オイシカッタデス。ゴチソウサマデシタ」と言います。○っちゃんはその都度「・・・・デス・・・・・デス」と言います。とっても可愛いです。
 
 いつものロクは嫁子ちゃんからの愛は一部です。わが家だと○っちゃんに向く以外の人に擦り寄り、膝に上がったり、撫でて欲しいと訴えます。ただ、○っちゃんに撫でられるときは随分緊張しています。可愛いです。
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