初めて知りました。昼食後ネットニュースを見ていたら、『電車で泣き続ける赤ちゃん…ママが取った“ある行動”に胸が痛む』の関連記事で『子連れで電車に乗る時は「親も運賃無料」になる国があった!』を見つけました。素晴らしいアイディアですね~。おもわずホッコリしてしまいました。
昔々まだ蒸気機関車が走っていたころの話です。私の住む田舎町の交通手段は汽車、自転車、徒歩でした。県庁のある市までおおよそ2時間かかりました。国鉄の沿線でしたので、まだ便利な方でした。しかし、駅から遠く離れたは、駅に出るまでが大仕事、まして赤子連れならなおいっそうの苦労でした。
赤子を連れて外出しなければならない事情の多くは、子供の病気でした。母は強しの例え通り、子供を背負い、両手に荷物を持ち、混んだ汽車に乗るのでした。何度も見たことがある光景に、親子二人のために座席を代わり、4人席を親子に当てたり、経験が豊富そうな老婆が付き添ったりしていました。ときおり車掌が席を代わった人達に「ありがとうございました」と礼を言うのを目撃しました。
それを見た子供の私は『体が弱いと親に迷惑をかける』とか『大きくなったらお医者様になろう』とか、果ては『オイラが席を代わってあげたかった』なんて思ったものでした。
こんな素晴らしい考えが日本で発表されたら「行楽の場合も無料?」「孫を連れていたら?」「父親と子は?差別だ!」なんて話になるのでしょうね~。近々くる嫁子に話してみます。
昔々まだ蒸気機関車が走っていたころの話です。私の住む田舎町の交通手段は汽車、自転車、徒歩でした。県庁のある市までおおよそ2時間かかりました。国鉄の沿線でしたので、まだ便利な方でした。しかし、駅から遠く離れたは、駅に出るまでが大仕事、まして赤子連れならなおいっそうの苦労でした。
赤子を連れて外出しなければならない事情の多くは、子供の病気でした。母は強しの例え通り、子供を背負い、両手に荷物を持ち、混んだ汽車に乗るのでした。何度も見たことがある光景に、親子二人のために座席を代わり、4人席を親子に当てたり、経験が豊富そうな老婆が付き添ったりしていました。ときおり車掌が席を代わった人達に「ありがとうございました」と礼を言うのを目撃しました。
それを見た子供の私は『体が弱いと親に迷惑をかける』とか『大きくなったらお医者様になろう』とか、果ては『オイラが席を代わってあげたかった』なんて思ったものでした。
こんな素晴らしい考えが日本で発表されたら「行楽の場合も無料?」「孫を連れていたら?」「父親と子は?差別だ!」なんて話になるのでしょうね~。近々くる嫁子に話してみます。