メールの常識

　昔　ビル・ゲイツは「メールは簡潔であるべき」と言ったとか、ゆえに最初の挨拶や敬語は不要などと言われた時もありましたが、何と言ってもデータがそのまま送れる便利さは他に類を見ません。
　
　そんな便利なメールですが、近ごろメールのトラブルや困ったことが起きています。前回の仕事で起こったのですが、チーフは忙しいのと忘れっぽいとかで、多くのメールをFwでチーム全員に転送します。情報の共有の良い面はあるのですが、いったいどこまで把握すれば悩みました。仕事量が大幅に増えてしまいました。
　
　BCC、CCはとても便利ですが、本来必要としないはずのデータを上層部の役職者が「探しているが、私には届いていない」と電話がかかるのです。『あなたには必要がないメールです』とは言えず『そうですかぁ・・』としか言えない。きっと『我が社のサーバーのどこかで紛失したのだろう』と思っていらっしゃるに違いない。
　
　近ごろの若者、とくにゆとり世代と言われる子の多くが、パソコンが使えず、常識に欠けると言われています。私はそのような子達とも（平成生まれのフレッシュマン）チームを組みますので、私から発信するメールは、昭和の香りがする文面と、作業確認を励行しています。それに気づいてくれたのか、夏休み第一日を休日出勤した子から受領の知らせメールが届きました。安心しました。
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××××××研究室　田神さま

data受領致しました。
この度は急なスケジュールでのお願いで申し訳ありませんでした。
おかげ様で本日中には先方にdataを送ることが出来そうです。
本当にありがとうございました。

また、先日はコマンドの件で、
参考URLまで送って頂いてありがとうございました。
今まで全部が反転するのが面倒に感じていたのでとても助かりました。
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　さてと盆休み、○っちゃんが二泊するそうです。その後、歌舞伎観劇の遠足、とても楽しみです。