受動喫煙、正しいかな？

　朝刊を見て驚きました。『国立がん研究センター、受動喫煙による日本人の肺がんリスク評価を「ほぼ確実」から「確実」に引き上げた。これに伴い、日本人の実情に合わせてがん予防法を提示しているガイドライン「日本人のためのがん予防法」の喫煙についての記述を、他人のたばこの煙を「できるだけ避ける」から「避ける」に修正した。』
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　私はとても不思議に感じます。新聞記事を読むと「受動喫煙と肺がんの関連論文のうち、家庭内での影響」とあります。肺がんを発症した人を調べるにあたり、同居する人に喫煙者がいるかいないかの聞き取りでしょう。糖尿病は家系で発症の確率が変わると聞きますが、肺がんの要因は後天的なものでしょうか。
　
　原発事故における甲状腺がんの原因に取りざたされる放射線の影響に関しては結論が出せないとの記事が過去にありました。原発事故の方が数値的にまとめやすいと思います。しかし、タバコに関してはなぜか喫煙者はいつも加害者の立場に立たされ、反論無用です。私は禁煙して数年、さらさら擁護する気はありませんが、原発のほうがタバコより危ないと思うのです。なんだか目眩ましをされているような気がしてなりません。