田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

しきたり

2016年08月10日 | 宗教その他
 使い慣れた言葉の「しきたり」ですが、いままで語源や意味、漢字など考えたことがありませんでした。ネットで、しき(仕来)る 昔からの習慣、ならわしのこととありました。
 
 今朝のネット記事『古いしきたりに金に汚い住職… お墓はもういらない!』を読みました。しきたりは昔からのことだから、あえて古いしきたりと言わなくてもよさそうですが、否定的な意味を込めて、古い考えを捨て去りたい、強い意志と読めました。
 
 お墓でお骨を入れる場所を納骨室とかカロートと言います。土中ですから暗くて寒々しいですが、人間の感情を当てはめ「暗くて汚くて、こんなところに入るなんてかわいそう」と考えるのはどうかと思います。私達が住む俗世は、陽の光が明るさと暖かさを与えてくれますが、陽の光が天敵な生き物もいます。現に近ごろの健康志向は、できるだけ陽の光を避けるように言われています。ほんの少し前の時代は、紫外線をいっぱい浴びて風邪をひかない体を作ろうなんて言われていました。これもしきたりなんですよね。体の弱かった私など、無理やり日光浴させられた思い出があります。
 
 記事は寺への不信感、すなわち宗教への不信感にも通じるものがあります。先日エジプトの若者に無神論者が増加している記事も読みました。時間を見つけて、一つ一つ詳しく考えようと思います。