田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

お国変われば

2016年08月22日 | 日記
 遠足でたくさんの外国人をお見受けしました。皇居の中国人は顰蹙ものでしたが、お国変われば、人々のはしゃぎようも違い、我が国であっても『旅の恥はかき捨て』と言われた時代もあったのです。控えめで誠実な日本人でありたいです。
 
 娘の学生時代、講座を休んだ外国人学生に「ノートを貸してくれ」と頼まれ、同じゼミ生であったことから貸したそうです。娘は二三日で返してくれると思い待ったそうですが、一向に返してくれないので「返してくれ」と言ったら「君は返してくれと言わなかった」と言ったそうです。貸す場合は『○○時間貸すとか、○日○時まで貸す』と言わねばならぬそうです。娘は「わかった。二度と貸さない」と言ったそうです。
 
 さて今回の旅行での話。皇居のバス駐車場にジュースの自動販売機がありました。この暑さで人が群がっていました。トイレを済ませ、さあジュースを買おうとしたら、自販機の前で若い女性がジュースを選び、なかなか買おうとしません。中国人らしき女性は、私達をチラッと見ますが、順番は私に権利があると言わんばかりに見えました。
 
 妻が強引に「ごめんなさいねぇ~」と言いながらコインを投入、ボタンを押してさっさとジュースを取り出しました。そして女性を見ながら「ありがとう」とお礼を言いました。その女性、しばらく意味がわからなかったようですが「ごめんなさい・・・」と、私と妻にはそう聞こえました。二人で「サヨナラ」と言うと、にっこり笑って手を振ってくれました。私の偏見を反省しながら、隣国の若い彼女が、譲りあう心とそれを感謝する言葉を、互いに覚えなければならぬと思いました。
 
 皇居の松はどれも立派、すばらしくきれいに剪定されいます。バスの中から松を撮影していたら、中南米らしき男女三人組がカメラに気づき、それは大げさに手を振り、腰を振り、強烈なサンバを披露してくれました。こちらは帽子を振ることしかできませんでした。陽気な人達でした。
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