狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

モスクワより低い東京の放射能、風評被害を粉砕せよ!

2011-04-16 14:38:08 | 県知事選

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「モスクワより低い」 訪日自粛制限解除を、露医療チーム 
2011.4.15 19:17

記者会見するロシア連邦医学生物学庁のウイバ長官=15日午後、東京都港区のロシア大使館
 福島原発事故後の在日ロシア人の健康被害などを調べるために来日していた露連邦医療生物学庁のウラジーミル・ウイバ長官が15日、東京の露大使館で会見し「調査の結果、一人も健康被害は検知されなかった」と述べた。原発事故後、露外務省は観光目的などの訪日を控えるよう勧告、一方で、放射能汚染を恐れて数千人の在日ロシア人も一時帰国しており、ウイバ長官は露外務省に「訪日自粛制限を解除するよう提案したい」との見解を示した。

 また、調査チームが東京の大使館付近の大気中の放射線値を調べたところ、モスクワの大気中の平均値よりも低い結果が得られたという。ウイバ長官はソ連時代に発生したチェルノブイリ原発事故後の教訓などをふまえ、放射能汚染をめぐる農作物の出荷停止措置など、日本政府が取った対応をおおむね評価し、「(海洋や土壌も含めた)継続的なモニタリングが必要」とアドバイスした。

                 ☆

福島原発事故の修復のめどが立たない中、物理的復旧のみならず経済的復旧のプランが取りざたされる現状で、一番経済復興のネックとなるのは産業復活の基礎となるエネルギーの枯渇と風評被害である。

菅内閣のいい加減な「レベル7引き上げ」により日本はチェルノブイリ並みの放射能地獄の国という印象を世界に発信した菅内閣の責任は大きい。

現在国内でも起きている集団ヒステリーのような放射能の風評被害が世界中に拡散されたら、震災後の日本は復興どころか、経済的にも沈没しかねない状況である。

そんな矢先のロシアの発表は、実に心強い。

放射能地獄を体験しただけに説得力もある。

西村眞吾氏は風評被害粉砕のため「いずれ、同志とともに、福島原発の廻りで野営し、バーベキューパーティーをしたい」と力強く述べておられるが、近場なら筆者も参加してバーベキューを楽しみたいのだが・・・。

筆者にできるのは精々こんなことくらい。

当分は東北地方の酒を飲むとしよう。

西村眞吾氏のブログの抜粋引用です。

再興前夜の混沌 国賊が官邸にいる

 ・・・・・彼(菅首相)は、官邸内で、東日本はもうだめだとか、福島原発周辺は二十年以上人が住めないとか、言いまくっていたらしい。
 この総理の妄言は、かつて聞いたことがある。そう。昭和二十年八月後半、正真正銘の原子爆弾が爆発した広島、長崎について言われていた流言飛語だ。
 しかし、放射能は時間経過とともに急速になくなるのだ。
「放射能は時間が経つとともに急速に減っていき、爆発後数日でほとんど危険性はなくなる」(スイス政府編纂「民間防衛」より)。
 そして、広島市や長崎市の戦後の歴史と現状を見れば、このスイス政府の見解を日本人が世界に実証して見せていることは明らかではないか。
 それを、濃縮度四%のウラン(爆発するのは濃縮度九十七%以上)で発電し、しかも地震発生後一秒以内に燃焼を止めている福島原発に関して、核爆発した直後の広島、長崎の流言飛語と同じことを総理が言ったとは恐れ入る。
 というより、これを官邸においておくこと自体が風評被害を生み拡大させる。

 放射能影響学の札幌医科大学教授の高田純氏は、四月八日から福島原発周辺の放射能を調査し、十日午後二時に、福島原発正門前に立った。彼は、防御服など着ておらず平服のままであった。その状況を「チャンネル桜」のテレビカメラが写し全国に放映された。彼は言った。
「福島はチェルノブイリではない、安全だ。畜産業者は牛の世話をしに家に帰ってもよい。ここでは甲状腺癌は発生しない」

 高田純氏が、平服で福島原発正面玄関に立って、ここはチェルノブイリではないと言ったのが十日である。
 しかし、翌日、政府は、福島原発をチェルノブイリ級の最悪の危険度レベル7としたのである。これは、世界の我が国への評価を決定的に貶める措置である。
 私は、高田純氏の自ら実験台となった現場からの調査報告により、この菅内閣のしたことを受け入れることはできない。
 いずれ、同志とともに、福島原発の廻りで野営し、バーベキューパーティーをしたい。

 また既にご承知のことであるが、菅内閣の官房長官は、食べても安全な福島のほうれん草を、出荷するな、食べるな、といっている。これは、取り返しのつかないコメントであり、風評被害の始まりであった。
 また海江田という者は、大臣として、原子炉に貯まった水を海に流すのを「苦渋の選択」と言った。この水は安全だから流したのである。何が「苦渋の選択」か、馬鹿も休み休み言え。
 そんなことを言うから、「危険物」を流したと思われ、福島沖の魚介類は築地の市場に入ることを拒否され、韓国政府からも事前に通報せよと抗議を受けるのだ。

 以上、菅総理の官邸内の昭和二十年八月の原子爆弾投下直後の流言飛語と同じ発言(もっとも、菅本人が言ったかとか本人は言わなかったとか言われているが、官邸内で菅を交えてこの会話があったことは確かである)、福島原発の危険度チェルノブイリ級の最悪レベル7への不当な引き上げ、さらに当初からの、菅内閣自身が風評被害の発信地となっていること、等を総合すれば、
 菅氏と菅内閣は、国益を害し続ける内閣であると判断しなければならない。・・・・

           ★

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10 コメント

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沖縄の戦史認識レベル (嗚呼!)
2011-04-16 21:45:46
■元沖縄県公文書館副館長・喜納健勇・新訳

アメリカ陸軍省戦史局編

「沖縄戦」第二次大戦最後の戦い

出版社Mugen2011刊 那覇市

■外間正四郎の旧約は、省略版だったが、コッチは完訳なんだそうだが、

P111-「八時ニニ分、エセックスからの一機が敵艦隊の姿を認めた。それは戦艦大和、軽巡洋艦矢作(やはぎ)、八隻の駆逐艦で構成され、東シナ海を沖縄に向かって航行していた。」

(^_^;)イヤハヤ 県立公文書館副館長が誤字にルビ振るなんてね!

(・o・) これが今の沖縄の歴史認識の水準だね(^_^;)イヤハヤ
返信する
Unknown (涼太)
2011-04-16 22:37:35
狼魔人様

保守系ブログで何度も何度も繰り返し、民主党政権では日本は壊滅的な打撃を受けると警告しました。災害は自民党政権であれ、民主党政権であれやってきます。
その時の対応能力が問われるのが政治だと思います。
国益とか後先考えずにその場その場で物を言う。
それにまんまと国民が引っ掛かった。
そもそもそれが日本の最大の国難だと私は思います。
平和ボケした日本にあっては、実際に危機に瀕しないと国民は気がつかないと私は思っていました。今民主党政権により日本は本当にピンチです。口から出任せの民主党政権では復興もままならないと思います。
返信する
資格なし (高橋)
2011-04-17 00:03:23
放射能汚染された水を海に流したことについて、中国が怒っているとかニュースで見たが、毎年日本全土に降り注ぐ大量の黄砂の中に核実験で出た放射性物質が含まれている。
日本は中国に「お前が言うな!」と反撃せねばならないと思う。
返信する
過大被害パフォーマンス (Sugar Pie Guy)
2011-04-17 03:21:56
原発事故をことさら過大に表現し、自分たちの不手際を過小に見せようとしているとしか思えない。

あきれたのは14日の管総理の記者会見。
震災後の対応が的確だったことを誇示するため、「すみやかに自衛隊の派遣を決めた」と繰り返しアピールしていた。

自衛隊の派遣を決めることなど当たり前で、身命を賭して災害に立ち向かった自衛隊員こそが尊いのだが、やがてこの発言の真の意味がわかった。

彼にとって自衛隊を派遣するというのは大変な苦痛で、そのタブーを破ったことは一大事だったのだ。
村山富市の醜態から俺は学んでいるんだというアピールなのだろう。
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Unknown (Unknown)
2011-04-17 21:00:05
風評被害、農家がかわいそうですよ。


一昨日スーパーに行った時、わざわざ福島県産のお米を選んで買いました。

美味しく戴きます。
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沖縄の戦史認識レベル (元沖縄県立公文書館副館長だって?)
2011-04-17 23:06:33
喜納健勇・新訳「沖縄戦」は当分楽しませてくれそうです。

「一隻の地雷探知船」これだけで笑いを堪えるのが大変だ(^O^)

(・o・) 「機雷掃海艇」だろ?アンタ

返信する
沖縄の戦史認識レベル (嗚呼)
2011-04-17 23:18:02

(^_^;)失礼しました

■正確を期すために原文通りに書きます

「一隻の地雷撤去船」

「なかにはホーネット、ヨークタウン、エンタープライズ、ニュージャージー、ミズーリなど、名前がよく知られた空母も含まれていた。」

(T_T)ニュージャージー、ミズーリーが空母?

返信する
日本国民必見 (一所懸命)
2011-04-18 21:46:32
長渕剛 自衛隊激励ライブ(最後に日本万歳!)は必見です!

戦艦大和にて歌っている長渕剛CLOSE YOUR EYESも是非ご覧下さい!


長渕剛 自衛隊激励ライブ(最後に日本万歳!)
http://www.youtube.com/watch?v=DS8htf0-qfg&feature=related


おれたちの剛!!長渕剛、被災者&自衛隊員に生歌エール!!
http://www.youtube.com/watch?v=hlASb6HzJjA


長渕剛 被災地 自衛隊訪問
http://www.youtube.com/watch?v=G9bgY1BXfVg&feature=related


被災地の思い [東日本大震災] 長渕剛 「復興」 写真 NYtimes
http://www.youtube.com/watch?v=RWrFDZD1ykY&feature=related


CLOSE YOUR EYES 長渕剛 戦艦大和にて
http://www.youtube.com/watch?v=TO2c_2X_jP8&feature=related


長渕 剛 / YAMATO Live Tour 2005JAPAN
http://www.youtube.com/watch?v=1KHf61FXgIE&feature=related

返信する
反日負け犬史観洗脳装置 (反日自虐新聞記事)
2011-04-19 22:24:37
■私は、沖縄の新聞記事は日付以外信用していません。
予め自分の信念に基づく「沖縄戦の真実」を纏めておいたので、
有害損益な記事に洗脳されそうになったら何時もこれを見返すようにしています。

白々しくも、明々白々な嘘しか書いていない新聞というのは
世界的にも珍しいのではないでしょうか?

プラウダや人民日報ですら、軍事記事なら
まだまだ沖縄の新聞より役に立つでしょう。

沖縄出身の幹部自衛官が全隊員23万人中僅か200人しかいない現実も、
まことむべなるかなというものであります。
返信する
真実を伝えよ! (一所懸命)
2011-04-22 00:23:05
■自民党、麻生政権時の
【東京電力】平成20年度 原子力総合防災訓練【福島第一】の動画を見つけました。
それはまさしく今回の原発事故を想定して行われていた。
これを見れば、福島原発でのトラブル時に自民党時代には完全なマニュアルが存在し、今回の事故は完全に想定内であることが分かります。
津波、地震を想定したものではないにせよ冷却電源装置の故障により放射線が漏れたという設定の部分は同じです。
今回、地震や津波により、訓練に参加された町長さんの役場も被害にあい、オフサイトセンターも停電や津波の被害で機能ができなかったなどという部分はありますが
それを差し引いても、この訓練を民主党政権がきちんと同じようにしていれば、今のような、混乱や農家の方への風評被害や国民のパニック、
諸外国からの不安や日本への不信感もなかったのではないかと思います。
自民党政権時代に福島第一原発の事故を想定した原子力総合防災訓練を平成20年度にやっていた動画を教えて頂いた。
今は亡き中川昭一氏も出ておられます。
■動画■ http://blog.zaq.ne.jp/otsuru/article/1809/
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14197957

***************************************************
■高田教授より首相官邸へ問題提起 

福島の計画避難 首相官邸の”ご意見箱”へ下記の問題提起をさせていただきました。
今の福島の計画避難の根拠に大きな科学上の問題がありますので、提起させていただきます。
下記をご覧ください。
http://www15.ocn.ne.jp/~jungata/

■高田教授の 世界の放射線被曝地調査
現在、「お母さんのための放射線防護知識―チェルノブイリ事故20年間の調査でわかったこと(高田純の放射線防護学入門シリーズ)」が書店で最も売れている本としてNHKで紹介されていましたが、
NHK抗議をされていた高田教授のお名前はさすが、テレビでは紹介されていませんでした。
が、この本は、お母さん向けという事ですので
ぜひ、「世界の放射線被曝地調査」という本を多くの方に読んでいただきたいと高田教授からの伝言です。
内容紹介
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世界の放射線被曝地調査
自ら測定した渾身のレポート 著者: 高田純
「ヒロシマ」から世界の核被災地の人々へ、祈りと励ましを込めた残留放射能測定レポート!
「70年は草木も生えない」と言われた原爆被爆地・広島、長崎は、みごとに復活した。
では、20世紀後半、冷戦下の核兵器開発競争のために延べ2400回以上の核爆発実験が行われた実験場など、世界各地の核災害地周辺の核汚染と住民の放射線被曝はどれほどのものだったのだろうか?
そして、その現状は?
緊急時に「あなたにできる放射線防護10の対処法」付
著書は、広島大学原爆放射能医学研究所の研究者である。
米国の水爆実験の舞台となった南太平洋の島々から旧ソ連の核兵器実験場カザフスタンや、シベリアの核爆発地点周辺、
原爆用プルトニウム製造所からの廃棄物汚染などのあった南ウラル、世界を震撼させた原子力発電所事故のチェルノブイリ、さらには臨界事故の東海村まで、自ら測定してまわった迫真の報告書。
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2573598
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