狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

愛国心を持たぬ巨大与党・民主党 自民党は最強の野党たれ!

2009-09-09 06:26:36 | 県知事選

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一昨日のエントリー「ハゲ鷲に対する琉球新報の「核武装論」」で、日本の野党と欧米の野党の国益に対する考えの違いを皮肉交えで書いた。

同じような論旨のことを、約5ヶ月前にも書いていたのを思い出した。

が、その時は民主党への政権交代という予感はあっても、自民党がまさかこのような歴史的大敗をするとは夢想もしていなかった。

野党の与党攻撃を「反政府か反国家」かに識別するリトマス試験紙は安全保障政策であると書いている。

我ながら卓見と、自己満足(どぅーふみー)しつつ、以下に再掲する。

自国の国旗を切り刻むような民主党が、健全な野党でなかったのはいうまでも無いが、与党となった今後も国旗・国歌を侮蔑しながら与党だと嘯くのだろうか。

自民党は敗戦のショックから立ち直れず、首相指名に麻生と書くのは癪だから、白票にすべき云々で「学級崩壊」ともいわれ、揺れに揺れている、

だが、野党の首相指名はあくまで儀式であり、それが実現されるはずも無いのは承知の上の不毛の議論。

儀式なら儀式らしく粛々と麻生と明記して投票すべきで、これにイチャモンつけるのは、マスコミくらいのもの。

この期に及んでマスコミに引っ掻き回される愚はさけるべきであり、それより「最強の野党」としての決意を固めるべきだろう。

最強とは、国旗・国歌には敬意を表し、反政府ではあっても国益第一の反国家では無い野党のこと。

国旗・国歌を侮蔑し、愛国心どころか「日本列島は日本だけのものでは無い」という最狂の与党に対しては、

最強野党を目指す自民党が、今頃内紛している場合ではない。

以下は一部加筆した再掲です。

                  ◇

反国家と反政府の違い 「国連決議違反」を削除 売国政党の要求で

議会制民主主義の国では、野党は政府与党の政策に対立するから野党であり、何の反対もなく意見が同じなら大政翼賛会になってしまう。

これでは健全な民主主義国家とはいえない。

野党が国内政策の違いで反政府であっても、決して反国家は許されない。

なぜなら国会議員は国民の税金で生活の糧を得、国民の利益を代弁する義務があるからである。

従って国民の安全保障に関わる国防問題には、通常は反政府の野党といえども国民の安全確保に与野党一丸となってことに当たるのが普通の国である。

アメリカに例を取ると、現政権のオバマ民主も、前政権のブッシュ共和も野党の時は政府与党に反対しても、「アメリカへの忠誠」では同じであり当然の如く国家や国旗には敬意を表す。

だが、不思議なことに我が国の野党は、反政府を通り超して自国民の安全確保は二の次であり、敵対国の立場のみ考える反国家的言動をする。

国民の税金で糧を得る国会議員が公然と「反国家」言動をする我が国はやはり普通の国ではない。

山本七平氏は国会議員の「反政府」と「反国家」について次のように書いている。

「反政府だが反国家でない」。この差は微妙だが、毫釐(ごうり) の差は千里の差となるのである。占領軍は意図的か本能的かはわからぬが、微妙な点で、野党とマスコミはを反国家の方へ誘導している。また国民は戦時中の「国家の重圧」にこりごりした面があり、そこである種の共感をもつ。その結果、後に「国家悪」などという本もあったほどだから、ある時期まで反国家であることが野党の存在理由であるような錯覚もっていた。 これは、確かに占領軍にとっては成功した政策であった。(『「常識」の非常識)

対北自制要求決議から「国連決議違反」を削除 共産、社民、国民新の要求で  2009.3.31 01:30 産経新聞

 北朝鮮の弾道ミサイル発射問題で、与野党が30日、発射の自制を求める衆参の国会決議の原案から、北朝鮮のミサイル発射を「国連安保理決議に明白に違反」とした文言を削除したことが明らかになった。共産、社民、国民新の野党3党の要求によるものだ。

 自民、公明両党は削除を受け入れたが、自民党内からは不満の声も出ている。また、決議案の名称も「北朝鮮による飛翔体発射に対して自制を求める決議」とし、「弾道ミサイル」ではなく「飛翔体」とあいまいな表現にとどめた。

 衆参両院は31日の本会議で、それぞれ全会一致で採択する。

 民主、共産、社民、国民新の野党4党の国対委員長は30日午後、国会内で会談。決議原案の「国連安保理決議に明白に違反」との表現に対し、共産、社民両党が「北朝鮮は人工衛星と称しており、『明白に違反』とまでいえるのか」と難色を示した。国民新党は「中国、ロシアが新たな安保理決議に慎重な構えで、外交面の配慮も必要だ」と削除を求めた。

 これに対して、民主党も与党に削除を要請することで一致。野党側の要請を受けて、自民、公明両党の国対幹部は対応を協議し、削除を受け入れた。

 参院は30日午後、「明白に違反」との表現を盛り込んだ決議案でいったん合意し、自民、公明、民主、国民新の4党が共同提案を終えていた。しかし、与野党の衆院国対間の合意を受けて、決議案を修正して再提出することになった。

 自民党国対幹部は30日夜、「『明白に違反』を削っても、安保理決議違反と規定できる。発射が迫っており、早く採択する必要がある」と説明する一方、決議案に「国連安保理決議第1695号及び第1718号は、北朝鮮の弾道ミサイル計画に関連する全ての活動は停止されなければならない旨規定しており」との表現があることを削除容認の理由に挙げた。

だが、「明白な違反」との表現を削れば「人工衛星」と称する北朝鮮におもねる印象を与え、決議のインパクトが落ちかねない。自民党の防衛庁長官経験者は「いかにも及び腰だ。弾道ミサイルの発射後、日本が新たな国連安保理決議を求めても、北朝鮮や国連決議に慎重な中国、ロシアに足をすくわれるかもしれない」と不満を表明した。

■「北朝鮮による飛翔体発射に対して自制を求める決議」案の削除部分

【衆院決議案】

 国連安保理決議第1695号及び第1718号は、北朝鮮弾道ミサイル計画に関連する全ての活動は停止されなければならない旨規定しており、今回の北朝鮮による行為は、国連安保理決議に明白に違反するものである。

【参院決議案】

 国連安保理決議第1695号及び第1718号は、北朝鮮弾道ミサイル計画に関連する全ての活動は停止されなければならない旨規定しており、北朝鮮による飛翔体発射は、仮にこれが北朝鮮のいう人工衛星の打ち上げであっても、国連安保理決議に明白に違反するものである。

※上記のうち、太字の部分がそれぞれ削除される。

                  ◇

前に、安全保障問題は売国政党をあぶり出すリトマス試験紙の役割りを果たすと書いた。

今回の対北自省要求の国会決議は「被害国」としては当然の行動であり、与野党一丸となってこれに当たるべきであるが、

「反国家政党」、いや、売国政党の社民、共産、国民新の三党がこれにいちゃもんをつけ文言を骨抜きにしたという。

これで社民党、共産党、国民新党の三党は我が国民の安全より北朝鮮の顔色伺う方を重視する「親北勢力」であることがあぶりだされる結果となった。

共産、社民両党が北朝鮮へ平伏すのは、日頃の言動から判断して特に驚くことではないが、次期政権を狙い小沢氏を次期首相に推すという民主党までもが、北の配慮に熱心な共産、社民に同調したことは、この党が持つ反国家的性格が計らずも露呈した結果になった。

村山内閣当時を想い出すがよい。やはり民主党に政権を譲るのは国益を損なうことになる。

参考記事:

日本の迎撃方針を容認=北のミサイル問題で米国務長官

北ミサイル、制裁決議も視野=日米外相が会談

「発射は安保理決議違反」=北ミサイルで日韓外相

 

反政府の野党と反国家の差は天と地の差がある。

反政府の野党は健全な議会制民主主義では存在することに意義がある。

反国家の野党は売国政党であり、国よっては「国家反逆罪」や「スパイ防止法」の対象である。

集団自衛権をはじめ、国民の生命と安全に関わる安全保障問題で、

「隠れ社民党議員」を数多く抱える反国家民主党に政権を取った上、その社民党とも連立を組むという。

国家百年の計を誤らないため、自民党が最強の野党たるべし!

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コメント (9)    この記事についてブログを書く
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9 コメント

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民主党という反日団体 (ヒロシ)
2009-09-09 08:44:05
おはようございます。
今回の選挙結果は残念でしたが、
1.公明党と手を切る
2.民主党の正体を国民に広める
ことにつながればと思います。
小泉改革の「痛み」以上の痛みと苦しみを味わう事になりかねません。
マスコミは痛みと苦しみも自民党のせいだとキャンペーンを行うかもしれません。
返信する
国旗は、、 (義挙人)
2009-09-09 12:14:09

おはようございます。

官房長官が 記者会見するときに 側か後ろに国旗が建っていますね。

あれつて、今後どうなるでしょうか、
そのままか? あるいは 撤去されてるのか、、、気を付けて看視したいと思います。
返信する
Unknown (英雄)
2009-09-09 13:06:38
日本が亡国かするか、無くなると思いましたがひらきなおって、昔のように、乱を起こして討ち取ればいいがけのことですよね。歴史は共鳴するのだから、同じようなことが何度も起こったことでしょう。それで撒けたら亡ぶだけですよね。侍はむかしからそうしてきたでしょう。

民主党や売国者たちは今の政体に安心していますね。命も地位もいらないというのが出てきてますよ。はなっから金はないですが。このままでは日本はおさまらないでしょう。
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非常に不思議なんですが・・・ (Surnivers)
2009-09-09 19:26:22
日本だけ、反国家的政党が存在するんですよね。
世界中見ても多分日本だけでしょう。
初めから外国に魂売ってるんですから、選ぶ方としたら非常に辛いですよ。

自民党も保守政党として再生して欲しいんですが。
かなり左の人が居るようで。
まず彼らを排除して欲しいです。
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ひょっとして。 (涼太)
2009-09-09 21:51:47
狼魔人様

民主党の政策では、日本の国をどのような国にしたいのか、国家観が全然見えない。
ひょっとして、この政党は策が無いのでは。
国民の耳障りの良い言葉で政権を握ったが、いざ政権を取って見ると、その先がない。
何のビジョンも無く信長への恨みだけで、信長を闇討ちした、明智光秀的な怨念を感じます。
民主党の支持母体である、解放同盟、民団、総連も
、恨みの固まりだし、連立を組む亀井静香も郵政で小泉さんに対する恨みを持っています。
社民党も、拉致問題で旧社会党を見捨てた国民への恨みを持っています。
新政権の共通項は怨念です。
政策が無いから、当面は国民受けするような、餌をまいて国民を手なずけるでしょう。そして、民主党の正体を国民が知るときは、数々の売国法案が成立しているかも知れません。
戦後、日本の国家観を築いてきたのは、紛れも無く自民党です。日本の国家=自民党なのです。
昔は、吉田茂、岸信介、池田勇人、佐藤栄作など、ミスター自民党的な政治家は多く居ました。
最近は確かに、無骨な政治家は少なくなっては居ます。でも国がピンチのとき必ず救世主は出る。
そう信じています。


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国家公務員の給与削減は。 (涼太)
2009-09-09 22:10:30
狼魔人様

民主党の政策で唯一共感できるのが、国家公務員の給与2割削減です。
経済の規模が縮小し、民間はマスコミ以外は軒並み年収ダウン。公務員だけ例外は無いと思います。
最近、テレビで言いたい放題の民主党も、この件には言及しないですね。
返信する
Unknown (涼太)
2009-09-09 22:21:45
狼魔人様

しつこくてすみません。
例の月26000円の子供手当て。
年収制限は無いそうです。これって、高給取りの、自冶労などに配慮したのでしょうか。
だとしたら、この政権はつくづく穴のあいたザルです。そのこころは救いようが無い。
返信する
Unknown (狼魔人)
2009-09-10 08:14:38
ヒロシさん

公明党との腐れ縁を切るという意味ではいいチャンスですが、怨念を捨てて平沼グループとの連係を考えるべきでしょうね。 小泉元首相も引退したことだし。



義挙人

福島瑞穂も遂に入閣するそうですね。

瑞穂の国歌・国旗に対する態度はわかりやすいので「売国内閣」のリトマス試験紙になりますね。


英雄さん

>このままでは日本はおさまらないでしょう。

相手が外交カードにしている靖国参拝を自ら放棄宣言する内閣が続くはずはありません。



Surniversさん

自民党が野党になったのは厳然たるじじつですから、打倒内閣でも愛国的野党の見本を見せて欲しいですね。


涼太さん

費用を考えず効果だけを訴える民主党の耳に心地よい政策が可能なら、子どもでも政治は出来ますね。

「温室効果ガス、1990年比25%削減」も耳に心地よいですが、これも一種のバラマキ政策です。

これによる国民負担は世帯あたり年間33万~91万円と経済学者が推計しています。

国民はそれと気がついていませんが、便益だけ強調して費用を無視した政策は結局国民の懐に帰ってきます
返信する
民主党は反日妄想家たちの最後の悲鳴 (keito)
2009-09-10 09:40:15
 民主党は内政において無策(愚策なら掃いて捨てるほどありますが)、外交においては自民党の土下座外交など軽く超越した奴隷外交。おまけに政治資金規制法違反で小沢一郎と鳩山由紀夫は爆弾を抱え、外国からは鳩山由紀夫はその論文と夫人の電波ぶりで嘲笑されています。
 彼らの最大の支持母体と言うべきマスメディアも、今までの広告による経営モデルがインターネットの登場により完全に崩壊し、たとえ景気が回復しようと収益が回復する見込はありません(車が普及している世の中で馬車を売ろうとしているようなものですから)。

 この様な状況ですから、今回成立した民主党政権はいわば反日妄想家(多分、外国に行ったら彼らは左翼とさえ認めてもらえないのではないでしょうか)たちの最後の悲鳴のように思えます。なにしろ、マスメディアの反麻生、反自民、親民主の偏向報道によって、彼らは彼らの商品の価値を支えている「信頼」を、完全に破壊してしまいました。
 そして、そうまでして得た結果も、議席数では確かに民主党は圧倒的でしたが、得票率においては彼らの予想に反して民主党と自民党の間には10%の差しか存在しませんでした。彼らがあれだけ狂奔したにもかかわらず、騙されなかった人間がそれほどにいたのです。
 後は、見苦しくのたうちまわる瀕死の狂信者たちに速やかにトドメをさすこと、それが日本の被害を最小限に抑え、ガンを切除する最良の手段でしょう。
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