森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

オオバセンキュウ 花

2013年10月24日 | 自然観察日記
これもなかなか見れない花です。オオバセンキュウ。セリ科の花は紛らわしいものが多く私も時々間違えますが、シラネセンキュウとは明らかに異なります。丈や花も幾分大型で花は蜜についていました。林道沿いの崩落地、日当たりのいい場所に見られました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオバセンキュウ 実

2013年10月24日 | 自然観察日記
オオバセンキュウの実は帯紫色しています。なんとなくノダケを思い出させる色ですね。
今回の散策でまたたくさんの植物を調べることができました。そして、またいくつかの新しい出会いと再会を果たして知識を増やせる喜びを感じています。山遊びって面白いですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオバセンキュウ 葉

2013年10月24日 | 自然観察日記
オオバセンキュウを特徴付けるもっとも大きなものは花の形状でしょうか。1~2回3出複葉で葉鞘はふくらみその先は下に折れ曲がり葉はなんとなく下を向く感じさえします。こういう性質は他にはないのでオオバセンキュウで間違いないでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミヤマセンキュウ 葉

2013年10月24日 | 自然観察日記
近くにミヤマセンキュウがありました。幾分小型で葉が柔らかく3回3出複葉ですからオオバセンキュウとは異なります。葉鞘は大きく膨らみます。でも葉が下を向く感じはありません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミヤマウド

2013年10月23日 | 自然観察日記
ウドにも深山性の種があります。ミヤマウド。大きさは小さめで1m以内でしょうか。大沼池の周辺の笹藪の縁に自生していました。小さな黒い実を付けている時期で、その姿はウドですね。お高山地帯の幾分湿った日陰にはときどき見かけます。山菜としての価値はどうなのでしょうか?口にする機会もありませんし、話を聞いたこともありません。ウドの仲間ですから可能性は高いと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミヤマウド 葉

2013年10月23日 | 自然観察日記
小葉は丸みがあって先端がとがっています。この個体の大きさは高さ50cm程度で「ウドの大木」とは程遠いものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウド

2013年10月23日 | 自然観察日記
ミヤマウドが自生している場所からそれほど離れていないところにウドが生育していました。比較のため載せました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒロハカツラ 葉

2013年10月22日 | 自然観察日記
カツラの樹がありました。ただし、これは亜高山性の種でヒロハカツラでした。比較的高い所でもカツラの樹はあるので山登りをしている最中で見るものはあまり疑いなくカツラという認識でしたね。葉がカツラに比べて確かに丸く横広です。大木。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒロハカツラ 実

2013年10月22日 | 自然観察日記
何か変というか気になったのが実です。実を調べて初めてヒロハカツラと分かった次第です。カツラの実は爪のような形状はとらずまっすぐ立ちあがったように見えますので差は明らかです。実がなけれがそれとは気づかなかったでしょうね。もっとも花でも差がありますが、花の季節は非常に早く雪があっても咲きますからなかなか高い山には来ることができません。大木の判別は意外と難しいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンゴンソウ

2013年10月21日 | 自然観察日記
大型の草本で奥地の沢筋などで時々大群落をつくっているのを見かけます。大きな花が群れて咲く姿は圧巻ですが、ここでは林道わきに点在していてそれほど威圧感はありません。それでも花は目立ちますからついつい目が行ってしまいます。私にとってこの花を見ると「山に来たなぁ!」と感じてしまうものの一つなのですが、これが帰化植物で道路わきなどに群れて咲く黄色の花オオハンゴンソウと同じ仲間とはにわかに信じがたいものがあります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンゴンソウ 葉

2013年10月21日 | 自然観察日記
ハンゴンソウの特徴の一つが葉の形です。切れ込みの深い葉は一枚あればそれと気づきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンゴンソウ 花

2013年10月21日 | 自然観察日記
キク科の花は似た感じのものが多くそれも黄色の花が多いものですから、花だけだと判別は難しいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマシグレ

2013年10月20日 | 自然観察日記
なかなかいい名前で私のお気に入りの一つです。スイカズラ科の低木で秋の紅葉がいいのです。花は装飾花がないガマズミのタイプで白い小さな花が集まって咲きます。最初はミヤマシグレと思っていたのですが、葉が丸く幾分大きな丈になっていましたからヤマシグレにした方が正しいようです。もっともミヤマシグレを見たのはかなり前、苗場山の山奥深くの沢筋でチョウセンゴミシと一緒に見た記憶があるくらいでそれ以外には自然界ではありません。場所的に苗場と志賀高原はそれほそ差がないのでミヤマシグレかなと考えたのですが20cmにも満たない地を這うような生育でしたから、この志賀高原の個体とは明らかに異なるようです。この林道沿いに見られたヤマシグレはいずれも1m~2mはありました。ヤマシグレの分布は中部山地の深山に生育しているそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマシグレ 実

2013年10月20日 | 自然観察日記
ヤマシグレの実は他のスイカズラの仲間のように真っ赤に色づきそして黒く熟します。ガマズミのように赤色のままではないのが特徴です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミヤママタタビ 赤い葉

2013年10月19日 | 自然観察日記
夏に小松原でミヤママタタビに出会いましたがここ志賀高原もミヤママタタビが多いところです。季節的に実の時期に入りましたからまた趣が異なります。とくに今回は葉の色付きが際立って感じられました。赤紫色に色づく苞葉はマタタビには見られない現象で種の特性の一つです。紅葉の季節にはまだ少し早いのですが、それゆえに一際この赤紫の葉の美しさが浮き出てしまいます。なぜこういう性質が生まれたのでしょうか。どういう意味があるのでしょうね。
この仲間は雌雄異株が原則で結実する木は限られます(まれに雌雄同株の個体もあって単独で結実するそうです)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする