森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ハクサンボウフウ

2022年01月23日 | 自然観察日記

セリ科の花は難しいと話される方が沢山おられます。確かに高山帯で見かけるセリ科の種類は沢山あって分かりにくい感じがします。しかし、セリ科ばかりでなく同じようなことは他の種にも言えてどれをとっても種を見極めるのは難しいものです。たくさん実物を観て慣れるより仕方がないのでしょうか。ハクサンボウフウは高山帯の草地や低木帯の縁に見られかなり普遍的に出現する種ですから馴染みのあるものです。生育してもあまり大きな個体にはなりません。登山道わきに大株がありました。

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ハクサンボウフウの花

2022年01月23日 | 自然観察日記

セリ科の花はどれもよく似ていますから花で種を特定することはなかなかできません。よほど眼力を鍛えないとだめですね。私も鍛えていませんから、花や花序は「せり科の種」ということを確認する程度の項目です。

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ハクサンボウフウの葉

2022年01月23日 | 自然観察日記

セリ科の区別点は草丈と葉の様子が最も簡単でしょうか。ハクサンボウフウの葉はかなりの変異幅があるにせよ切れ込みが浅く裂片が幅広です。「ボウフウ」は「防風」で漢方の名前でしょうが香りが似ているようです。

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