いつものような日常。
1限に「災害と人間社会」、1年向き「問題意識の掘り起こし」科目。
今日のテーマは「震度と建物被害のイメージをつかめ!」
震度とマグニチュードの違いがわからないようでは、
さすがに「日本唯一の防災学部」の「1年坊主」としても論外だが、
震度と建物被害の関係をどこまでイメージ出来ているかを問うならば、
実はこれ、これはかなり難しい。
「震度5強以下」
地震であっても、災害になることはまず間違いなくない。
生命・身体・財産に致命的な影響があることは、(今の日本なら)例外中の例外!
「震度6弱」
「実質的に無被害」であってしかるべき揺れ。
東海地震でこの揺れで済んだならば、身の回りには致命傷はまずないから、
周りの市町村へ救援に行け!という話。
「震度6強」 ここからが本番!
「しっかり理解し、しっかり備えていれば、致命傷になる訳がないレベルの揺れ」だが、
現実的には、このレベルの揺れであっても、お亡くなりになる方がおられる。
「二階が一階になる被害」から「少なくとも外見は無被害」まで、
建物の種類や築年次によって、極めて大きな差が生じる。
「震度7」 少なくとも「旅の坊主」としては、そこに住みたいとは思わない!
確かに、大手ハウスメーカーの軽量・重量鉄骨造であれば、「グシャ」はない。
木造であっても、昭和56年6月1日以降のものであれば、「グシャ」はない。でも……。
どこでどのくらいの揺れが起こるかは、概ねイメージできる!
だから、そういう場所には住まない(もし住んでいたら本気で引っ越しを考える)、
というのが、常識になってくれればと思うのだが……。
さて、「1年坊主」諸君は、どこまで理解してくれたかな???
3限は2年教養ゼミ。
「『正社員としてぜひ採用したい』と、採用担当者に思わせるような者になるには、
読み・書き・PC・プレゼンに、どのくらいのレベルが求められるのか」を
議論(というか確認)してもらう。
言うまでもなく、求められる水準と、今の自分とを比べてもらうのが目的。
いろいろと考えてくれたようである……。
午後、新潟県立柏崎工業高校に新設される「防災エンジニアコース」の関係者3人が
本校来訪。15時から2時時間ほど意見交換。
海外出張中のO先生を除き、本学防災のオールスターキャストで対応。
なかなか面白い時間でした。
この日は19時から、御殿場市で「地域防災指導者養成講座」
柏崎工業のお三方は富士泊なので、「話のタネに」入試広報Yさんの運転で御殿場へ。
「『旅の坊主』流 地震防災の基礎」と、新型インフル対策を1時間半。
時間はどうしようもなく足らない。
でも、仕事帰りにこの種のセミナーに参加して下さろうという方に、
2時間も3時間も話す訳にもいかない。まぁ、こんなものか、と。
終了後は富士に戻り、キープボトルのある小料理屋で、5人で飲み、かつ、語る。
柏崎工業のお三方には、とりあえずはご満足いただけたようなので、
CS(=顧客満足度)的には「○」の1日だったかな、と。
(10月16日アップ)
1限に「災害と人間社会」、1年向き「問題意識の掘り起こし」科目。
今日のテーマは「震度と建物被害のイメージをつかめ!」
震度とマグニチュードの違いがわからないようでは、
さすがに「日本唯一の防災学部」の「1年坊主」としても論外だが、
震度と建物被害の関係をどこまでイメージ出来ているかを問うならば、
実はこれ、これはかなり難しい。
「震度5強以下」
地震であっても、災害になることはまず間違いなくない。
生命・身体・財産に致命的な影響があることは、(今の日本なら)例外中の例外!
「震度6弱」
「実質的に無被害」であってしかるべき揺れ。
東海地震でこの揺れで済んだならば、身の回りには致命傷はまずないから、
周りの市町村へ救援に行け!という話。
「震度6強」 ここからが本番!
「しっかり理解し、しっかり備えていれば、致命傷になる訳がないレベルの揺れ」だが、
現実的には、このレベルの揺れであっても、お亡くなりになる方がおられる。
「二階が一階になる被害」から「少なくとも外見は無被害」まで、
建物の種類や築年次によって、極めて大きな差が生じる。
「震度7」 少なくとも「旅の坊主」としては、そこに住みたいとは思わない!
確かに、大手ハウスメーカーの軽量・重量鉄骨造であれば、「グシャ」はない。
木造であっても、昭和56年6月1日以降のものであれば、「グシャ」はない。でも……。
どこでどのくらいの揺れが起こるかは、概ねイメージできる!
だから、そういう場所には住まない(もし住んでいたら本気で引っ越しを考える)、
というのが、常識になってくれればと思うのだが……。
さて、「1年坊主」諸君は、どこまで理解してくれたかな???
3限は2年教養ゼミ。
「『正社員としてぜひ採用したい』と、採用担当者に思わせるような者になるには、
読み・書き・PC・プレゼンに、どのくらいのレベルが求められるのか」を
議論(というか確認)してもらう。
言うまでもなく、求められる水準と、今の自分とを比べてもらうのが目的。
いろいろと考えてくれたようである……。
午後、新潟県立柏崎工業高校に新設される「防災エンジニアコース」の関係者3人が
本校来訪。15時から2時時間ほど意見交換。
海外出張中のO先生を除き、本学防災のオールスターキャストで対応。
なかなか面白い時間でした。
この日は19時から、御殿場市で「地域防災指導者養成講座」
柏崎工業のお三方は富士泊なので、「話のタネに」入試広報Yさんの運転で御殿場へ。
「『旅の坊主』流 地震防災の基礎」と、新型インフル対策を1時間半。
時間はどうしようもなく足らない。
でも、仕事帰りにこの種のセミナーに参加して下さろうという方に、
2時間も3時間も話す訳にもいかない。まぁ、こんなものか、と。
終了後は富士に戻り、キープボトルのある小料理屋で、5人で飲み、かつ、語る。
柏崎工業のお三方には、とりあえずはご満足いただけたようなので、
CS(=顧客満足度)的には「○」の1日だったかな、と。
(10月16日アップ)
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