前期水曜は3コマ。「組織の災害対応」で企業の災害初動対応のあり方を語った後、1年ゼミと2年ゼミ。
今日は2年ゼミを終えた後、富士市立看護専門学校へ。
同校では、先週まで「災害看護」を非常勤で教えていた。
3コマだけの分担ゆえ、十分なことも言えなかったことを申し訳なくも思う。
3コマだけだが、終講時の試験はしっかりやらなくてはならず、で、
100点満点中の20点分ではあるのだが、レポートの添削と採点に出向いた次第。
2時間半を費やすも、39名の学生の半分しか終わらず、残りは来週に持越しとなってしまった……。
今年度も3つの看護専門学校で災害看護を教えているが、そのいずれも終講時のレポート課題は同じ、
つまり、医療職・看護職としての自分と、私人・家庭人としての自分との役割の衝突について。
以前にもこのテーマでブログ更新をしたような記憶もあるが、
やはりこのテーマ、静岡でこれから看護師になろうという学生には、
卒業前に一度は真剣に考えてもらわなくてはならないテーマ、と思っている。
私が直接教えることが出来るのは、毎年3校の3クラス、合計でも160名というところ。
もっと多くの人に伝えるためには、やはり本を書かなくてはダメ、か……。
今年の富士市立看護専門学校3年生は優秀な学生が多いようで、
どのレポートも、「おぉ、しっかりと問いかけを受け止めてくれているではないか!」というようなもの。
その分、読んでいて楽しかったし、レポートを介してのキャッチボールも多少は出来たと思っている。
この「家族を捨てて病院に行くことを美談にしてはならない」というテーマで、
来週水曜日、富士宮市立病院でも講演をさせていただくことになっている。
富士宮市立病院の皆さんに語りたいメッセージもまったく同じ。
20年くらい先、私達は南海トラフの巨大地震に見舞われる訳で(レベル1だとは思っているが)、
その時には、程度の差こそあれ、役割の衝突に追い込まれるのは明々白々なこと。
であれば、そのことを意識して、まともな立地にあるまともな家を購えるようしっかり稼いだ上で、
かつ、自分の災害時の役割を家族と地域に理解してもらえるよう、説得を続けること、
これしか手はあるまい。
1年に160名であっても、何年も同じことを伝えていけば、それなりに広がっていくだろう。
そのことを期待しつつ、でも、より多くの人に伝えるには、やはり本を書かなくてはだめ、か……。
東日本大震災から来春で5年。このタイミングを失うことなかれ、である。
『近代消防』の連載も今日明日の勝負。
原稿書きには慣れているはずだが、それでも、きつい……。
今日は2年ゼミを終えた後、富士市立看護専門学校へ。
同校では、先週まで「災害看護」を非常勤で教えていた。
3コマだけの分担ゆえ、十分なことも言えなかったことを申し訳なくも思う。
3コマだけだが、終講時の試験はしっかりやらなくてはならず、で、
100点満点中の20点分ではあるのだが、レポートの添削と採点に出向いた次第。
2時間半を費やすも、39名の学生の半分しか終わらず、残りは来週に持越しとなってしまった……。
今年度も3つの看護専門学校で災害看護を教えているが、そのいずれも終講時のレポート課題は同じ、
つまり、医療職・看護職としての自分と、私人・家庭人としての自分との役割の衝突について。
以前にもこのテーマでブログ更新をしたような記憶もあるが、
やはりこのテーマ、静岡でこれから看護師になろうという学生には、
卒業前に一度は真剣に考えてもらわなくてはならないテーマ、と思っている。
私が直接教えることが出来るのは、毎年3校の3クラス、合計でも160名というところ。
もっと多くの人に伝えるためには、やはり本を書かなくてはダメ、か……。
今年の富士市立看護専門学校3年生は優秀な学生が多いようで、
どのレポートも、「おぉ、しっかりと問いかけを受け止めてくれているではないか!」というようなもの。
その分、読んでいて楽しかったし、レポートを介してのキャッチボールも多少は出来たと思っている。
この「家族を捨てて病院に行くことを美談にしてはならない」というテーマで、
来週水曜日、富士宮市立病院でも講演をさせていただくことになっている。
富士宮市立病院の皆さんに語りたいメッセージもまったく同じ。
20年くらい先、私達は南海トラフの巨大地震に見舞われる訳で(レベル1だとは思っているが)、
その時には、程度の差こそあれ、役割の衝突に追い込まれるのは明々白々なこと。
であれば、そのことを意識して、まともな立地にあるまともな家を購えるようしっかり稼いだ上で、
かつ、自分の災害時の役割を家族と地域に理解してもらえるよう、説得を続けること、
これしか手はあるまい。
1年に160名であっても、何年も同じことを伝えていけば、それなりに広がっていくだろう。
そのことを期待しつつ、でも、より多くの人に伝えるには、やはり本を書かなくてはだめ、か……。
東日本大震災から来春で5年。このタイミングを失うことなかれ、である。
『近代消防』の連載も今日明日の勝負。
原稿書きには慣れているはずだが、それでも、きつい……。