「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

富士の仮寓が決まる

2011-09-19 23:40:05 | 日常の一コマ

2011年9月19日(祝)

9時半過ぎ、
スーツケース3つ分の荷物を積んで稲毛を発つ。
この日の目標は、大学の近くに仮寓を決めること。

昼過ぎに富士到着。
某東建コーポレーション某富士支店の某Iさんに、
候補を案内してもらう。
いま一つかなぁ?と思っていた物件が思いの他良く、
そのまま契約することにした。

Iさんと話をしていて勉強をさせてもらったことがある。
不動産業の関係者であっても、「本当にそうなの?」と思うほど、
防災の知識が知られていないことに気付く。

「人生最大の買い物をする時に770円を惜しむな」は、
「旅の坊主」の常套句なるも、
「揺れやすい場所」「揺れにくい場所」
「津波にやられかねない場所」「津波についてはまず問題ない場所」
地図を見ればわかるのだが、その種の説明をしていないのだなぁ、
そのことに気付かされた。

ということは……。

某東建コーポレーションさんは全国展開の企業だが、
その窓口で担当する人に、
僕らにとって当たり前の話を、
普通のお客さまにしっかりと伝えてもらえるならば、
かなりの被害を防ぐことが出来るのだろうなぁ、と思った次第。

そのための「仕込み」をする時間が稼げるかどうか、
そこは甚だ疑問ではあるが……。

仮寓が決まり、鍵も渡してもらえたので、
必要最小限度の家財を買い込み、
(でも、祝日ゆえガスの開栓はしてもらえないとのことで)
コールドシャワーではあったが、
新居(?)の初日となった次第。

さて、この家から、どれだけの発信が出来るだろうか……。

この日の夕食は、
半年ぶりの「魚河岸丸天:富士支店」
スタッフの皆さんにお変わりがなく何より。

ただ……。
名物「金目鯛の煮付け」が売り切れてしまっていたのは何とも残念!




(9月22日未明、遡ってアップ)