たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

空神と剣

2017-12-23 09:55:09 | 剣山・イスラエル

<東祖谷・栗枝渡地区>

 

栗枝渡八幡神社の謎を解くキーワードとして、

キリスト、八幡、安徳天皇等があげられますが、

実際に神社を参拝してみて感じたのは、

それら「ごく近代」の出来事の裏に隠された、

「空神」とでも呼ぶべき存在への素朴な信仰形態でした。

熊野の旅でもたびたび登場したこの「空神」は、

いわゆる自然信仰の名もなき神様でして、

栗枝渡八幡神社の謎として伝わる

キリスト、八幡、安徳天皇などの伝承は、

のちの世に加えられたものなのでしょう。

 

様々な由緒を残す場所と言うのは、

それだけ「重要なスポット」として、

古くから認識されていた証拠とも言え、

この山深い場所に鎮座する栗枝渡八幡神社にも、

「見過ごせない何か」「関わりたくなる何か」が、

潜んでいたのだと思われます。

 

キリストと八幡は「ユダヤ人」を示唆し、

安徳天皇と空神は「剣」を意味する隠語だとすれば、

恐らく、キリストも八幡も安徳天皇も、

「空神」を守るためのカモフラージュであり、

「空神」に関わる神宝を暗示する

大切なヒントなのかもしれません。

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