たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

台風が過ぎて

2020-01-13 09:38:48 | 自然災害・参拝マナー

 

***** 災害備忘録 No.4 *****

◆ 静寂に包まれた町 ◆

大雨の特別警報などが解除され、

近隣河川の水位が平常に戻った頃を見計らい、

数時間ほどの仮眠を取りました。

 

目が覚めて真っ先にTVをつけると、

どのチャンネルも豪雨により決壊した

河川の様子を生中継しております。

その中には、よく知る市町村も含まれており、

自らの居住地が「被災地」と

隣り合わせにあることを知ったのです。

 

恐らく、どこかの道路が陥没したり、

どこかの場所が土砂で塞がれていたり

しているのでしょう。普段は交通量の

多い幹線道路にも車はほとんど通らず、

不気味なほどの静寂が町を包み込んでいました。

 

 

◆ 外に頼らない防災 ◆

かろうじて通行可能な道路を迂回しながら、

離れて住む知人が様子を見にやってきました。

浸水地帯を避けてやってきたというその知人は、

一帯の道路の多くが通行止めになり、

このあたりも「半分孤立している」と告げます。

 

ライフラインやネットなどは安定していましたし、

食料も確保していたため不安はなかったのですが、

「孤立」という言葉には少なからず衝撃を受けました。

幸い「半孤立状態」はその日のうちに解消され、

翌日にはいつもと変わらぬ賑わいが戻ったものの、

「外に頼らない防災」の必要性を感じた瞬間でした。

この記事についてブログを書く
« 河川の決壊 | トップ | 被災地の現状 »