たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

被災地の現状

2020-01-14 09:52:53 | 自然災害・参拝マナー

 

***** 災害備忘録 No.5 *****

台風19号直撃時の様子を、

複数の知人の経験談を元に、

時系列を追って書き連ねてみました。

幸いにも、私自身の回りには被害が出ず、

以前と変わらぬ日常生活を送れておりますが、

知り合いの中には自宅が損傷したり、

車が水没したりした人も多数存在し、

未だに「普通の暮らし」に戻れないという話も聞きます。

 

当事者の方々が語る言葉には、

メディアからは伝わってこない情報も含まれており、

「被災」⇒「復旧」そして「復興」が、

「美談」ばかりではないと痛感するのです。

次はそれらの「言葉」の中から、

印象に残った話をいくつかご紹介しつつ、

個人的な感想なども綴って行くことにしましょう。

 

◆ 近況を知りたがる人々 ◆

「避難所へ逃げるのか逃げないのか」

あるいは「川が切れるのか切れないのか」

といった切羽詰まった状態のときに、

矢継ぎ早にメールを送り続けて来る人には、

非常に戸惑いを覚えたと言います。

 

暴風の被害を受けた千葉在住の知人いわく、

「電波悪いのに返信なんか無理」

「バッテリーがなくなるから嫌」だったそうで、

「被災地」と「非・被災地」との

温度差に少々イライラしたとのこと。

 

ある程度「傍観者」でいられる立場なら、

気遣いの連絡もうれしいものですが、

極端に言えば「生きるか死ぬか」の瀬戸際に、

「メール」という手間をかけさせるのは、

できれば避けたほうが良いのかもしれません。

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