たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

河川の決壊

2020-01-12 09:30:21 | 自然災害・参拝マナー

 

***** 災害備忘録 No.3 *****

◆ 近くの川が決壊する ◆

自宅周囲の河川の状況、

土地の特性、避難所までの経路など、

様々な角度から検討した結果、

すでに激しい雨が降り続いていたこともあり、

今回は「自宅待機」を選択しました。

 

その間にも、近隣の河川は軒並み

「氾濫危険水位」にまで達し、

避難を呼びかけるスマホのアラームも

絶え間なく鳴り続けております。

 

そしてついに、河川水位データの画面には、

「決壊」の二文字が現れるようになり、

SNSにはあちこちの河川が氾濫したとの情報が……。

そして、町中が冠水し始めている様子が、

次々とネット上に映し出されるようになったのです。

 

 

◆ 河川の氾濫で孤立寸前 ◆

その夜は自宅で待機することを決めていたため、

近隣の主だった河川が「氾濫危険水位」

に達した頃には、水や食料、着替え、

履物、毛布などを2Fの部屋に持ち込み、

いつ水が押し寄せてきても

大丈夫なよう体制を整えておきました。

 

河川からある程度離れた自宅の2Fの窓からも、

普段は聞こえない川の音が「濁流の音」と化して、

一晩中響いていたことが記憶に残っています。

 

結果的に自宅の付近は被害を免れましたが、

土地の低い下流域では堤防が決壊し、

夜が明け始めると同時に、自宅の一帯も

「半孤立状態」である事実が明らかになってくるのです。

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