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たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

鉄の橋

2018-01-27 09:26:45 | 剣山・イスラエル

<徳島マリーナ>

 

本州四国連絡橋と呼ばれる、

四国と本州とを結ぶ3つの橋がかけられたのは、

昭和から平成の世へと切り替わる前後の時期でした。

それまで、二つの土地をつなぐ陸路や鉄道はなく、

四国に入るためには、船や飛行機を使うしか、

移動の手段はなかったそうです。

 

ちなみに、四国ゆかりの僧・空海は、

「カネ(鉄)の橋が架けられたとき狐が戻る」

といった内容の逸話を残したと言われています。

何でも四国に狐に関わる昔話が少ないのは、

悪事ばかり働く狐を空海が外に追いやったからで、

それらの狐が「鉄の橋」が出来たことをきっかけに、

海を渡って四国へ戻ってくるのだとか。

 

大本教の教祖である出口王仁三郎も、

「明石海峡に橋が架かれば神の戸が開く」

といった内容の予言を残したと言われており、

空海が予言する「狐」の動向と合わせ、

今後四国の謎がどのように明かされて行くのが、

非常に興味深いところですね。