<瀧原宮 たきはらのみや>
日本の文化の根底には、
「繰り返し」の極意が注ぎ込まれています。
日々同じことを繰り返していると、
つい手を抜いたり義務感を抱いたりしがちですが、
その状態を耐えて乗り越えることで、
どんな状況でも一定の精神力を保てるようになるもの。
神社の神職やお寺のお坊さんが、
毎日決まった時間に決まった儀式をするのは、
神性や仏性を「意識せず」に身につけるためです。
正しい振る舞いが心身に染みついているからこそ、
何気ない所作や発声だけで、
ご神気を感じさせられるのでしょう。