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たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

眷属神

2014-12-05 18:32:32 | 伊雑宮・風宮式年遷宮

 

<佐美長神社 さみながじんじゃ>

 

神社に縁を持つ(あるいは祀られている)生き物を、

「眷属(けんぞく)」あるいは「眷属神(けんぞくしん)」と呼びます。

熊野三山の八咫烏、伏見稲荷の狐、春日大社の鹿、

日吉大社の猿、八幡神社の鳩、天満宮(天神)の牛、

三峯神社の狼などは、それらの代表格でして、

神様のお使いをする眷属は、神様や神域を守るために、

不敬な人間にバチを与えることもあるそう。

 

昨日のブログで取り上げた鮫を筆頭に、

伊雑宮には眷属の役を務める生き物がたくさんおりますが、

その中でもやはり重要なのは「鶴」の存在です。

伊雑宮のほど近くには、

伊雑の田んぼに神界の稲穂を落とした

(つまり日本人に米を与えた)真名鶴を祀る神社がございます。

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