たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

「イ」スラエルの「ヤ」

2017-12-27 10:05:49 | 剣山・イスラエル

<栗枝渡八幡神社 くりしどはちまんじんじゃ>

 

ここ東祖谷・栗枝渡地区からは、

「剣山山系」の山々がよく見えるのだそうです。

その昔は剣山へ登る前に、ここへ立ち寄る習わしがあり、

登山者が列をなしてお参りの順番を待っていたと聞きます。

「キリスト」のイメージばかりが先行する

栗枝渡八幡神社という場所ではありますが、

恐らくその奥の奥に隠れているのは、

空神であり山神でありスサノオなのでしょう。

 

禊祓いの神でもあるスサノオは、

剣山への入り口のひとつであるこの地に神社を置き、

山頂に立ち入る人間を厳しく選別したのだと思います。

スサノオの御霊を宿す空海も、

スサノオの力を最大限に活かすため、

あえて古来のままの形態を、

随所に残したのかもしれません。

 

古代、この場所に移住したイスラエルからの渡来人は、

剣山の中に故郷パレスチナの景色を見ただけでなく、

ユダヤ部族の絶対神である「ヤ」の姿を見たのです。

「祖谷(いや)」という不思議な呼び名も、

おそらく求め続けていた「イ」スラエルの「ヤ」、

つまりヤハウェとも通じるスサノオが、

祖谷の地に眠っていたからなのでしょう。

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