<上一宮大粟神社 かみいちのみやおおあわじんじゃ>
延喜式神名帳に記載された阿波国一の宮、
「天石門別八倉比売神社」の比定地に関しては、
神山町の上一宮大粟神社や、
国府町の八倉比売神社などとの間で、
未だに論争が続いていると聞きます。
そして、この上一宮大粟神社の裏山にも、
国府町の八倉比売神社の磐境と同様に、
五角形に組まれた遺跡があったのだそうです。
個人的には五角形をイメージする際、
伊勢・熊野・淡路・元伊勢・伊吹山という、
近畿圏の「水銀に関わる地」をつなぐ
巨大な五芒星が脳裏に浮かびますが、
天石門別八倉比売神社に関連する場所には、
どういうわけか「五角形」が絡んできます。
もしかすると、五角形(五芒星)という図形の裏には、
「丹」という存在が隠れているのでしょうか……。