<外宮 げぐう>
現在、伊勢神宮のトップを務める
鷹司尚武(たかつかさなおたけ)大宮司は、
昭和天皇の三女・鷹司和子氏の養子となった方で、
今上天皇(天皇陛下)は義理の叔父にあたります。
ちなみに大宮司といいますのは、
神宮全体の責任者の役目を果たす、
神宮にしか置かれていない特別な役職のこと。
主な仕事である祭祀(お祭り)へのご奉仕は、
月次祭や神嘗祭などをはじめ、
年間60回ほどにもおよび、
重要なお祭りのときには、
天皇陛下の名代である祭主と共に、
ご奉仕する神職の先頭に立ち、
祭祀全体を取りまとめる立場を担います。