たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

縄文の壁

2019-12-01 09:03:17 | 縄文への旅

<国立民族学博物館>

 

もし、古代イスラエルの「失われた10支族」が、

日本に到着していたとすれば、ユダヤ人特有の

DNA「E系統のY染色体」の痕跡が、

日本人のどこかに存在していても

不思議ではないと思われます。

ただし、現在の日本人には「E系統」

のY染色体を持つ男子はおらず、

E系統の兄弟遺伝子であるD1b系統(旧:D2系統)と、

ユダヤ系以外の遺伝子が継承されてるだけです。

果たして、これらの矛盾はどのように

説明したら良いのでしょうか……。

 

現時点で考えられるのは、

E系統の遺伝子が到着後に何らかの理由で消滅したか、

あるいはD系統の遺伝子を所有する支族のみが、

海を渡り日本を目指したという可能性かもしれません。

もしかすると縄文時代、男子の場合は

D系統遺伝子の所有者でなければ、

日本に立ち入ることができない、

あるいは日本に永住するのが難しいなど、

不可抗力的な条件があったとも想像できます。

 

弥生人が新たな文化を全土に浸透させるまで、

想像以上の時間がかかったのも、

縄文の人々が「遺伝子の入れ替わり」を

拒んだことが原因だったと考えると、

「縄文の壁」は「遺伝子の壁」で

あったとも言い換えられるのでしょう。

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