治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

オムツがとれそうな理由

2010-06-19 09:02:28 | 日記
さてさて、6月15日の当ブログで「発達障害は治りますか?」を読んで発語が出てきた小学校五年生のお子さんの話を書いたが
その後発語はどんどんどんどん発達し
あっという間に二語文、三語文になっていっているそうだ。

それをきっかけに、今まではずせなかった夜中のオムツがとれそうなのだと言う。

もともと睡眠障害があったこのお子さん。
夜中に一人で立ち歩くことも多かったそうだ。
それに対してご両親は「夜はお布団から出ないでね。他の家族が寝られないから」と説明してきたらしい。

そこは律儀な自閉っ子。
「夜は布団から出ない」を俺ルールにして
トイレに行くタイミングだとちゃんと気づいていたのに
オムツの中ですませていたそうだ。

お布団から出ちゃいけないからね。

でもママと二語文、三語文が交わせるようになり
ママがその俺ルールに気づいた。
そして教えてあげたんだって。
「おトイレには行ってもいいのよ」

それで夜もオムツがとれそうなのだと言う。

知的障害のない大人と仕事をしてきても
「ほーそういう誤解してきましたか!」とびっくりする体験の多い私には
とてもうなずけちゃう話である。

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さすがに多少疲れてきましたので、昨夜はたっぷり寝ました。
ハードな週末です>W杯観戦。