マクロレンズ。クラッシックニッコールの55mmと シグマの105mm、そしてやはりクラッシックのこのMicro-Nikkor 200mmを使っていますけど(新しいの欲しいけど、高いし、マクロの200mm、設計が古いままなのですよね) 散歩などではこの200mmのレンズを使うことが一番多いのです。
被写体までの距離がある場合が多い屋外の場合、対象までの距離を稼ぐことができるのは望遠マクロのメリットですよね。特に、DX-フォーマットの機種を使う場合は、300mm相当になりますので、かなり特異かもしれませんが、私には使いやすいレンズ。
もう何十年も前に作られたレンズで、最新のレンズのように手ぶれ防止とか、オートフォーカスなんてのはついておりませんけど、もともとマクロなんてフォーカスを合わせるポイントは微妙な時が多く、カメラ任せなんてやってられませんからね。それに近接撮影の場合は手ぶれ防止は利きにくいので、あっても使わないでしょうし、、、
ただ、このところ、このレンズで撮ったものがなんとなくぼけてきているような、、、
レンズのせいか、それとも目や、体力がなくなって体がぶれているせいか(当人、これをすごく気にしておりますので)
ということで、レンズのテストをしてみました。
私のテストの場合、被写体や撮る環境を自分の普段の使い方に合わせてテストしますので、ほかの方にはあまり意味がないかもしれませんけど。
例えば、今回はブレを見るために三脚を使いましたが、これも、普段、散歩に持って出られるくらいの小さな三脚。
カメラ雑誌などで使うようながっちりしたものを使い、何秒のスローシャッターを切ってもブラさないって豪語しているようなプロが撮るなんてのは、逆に私には意味がないのでね。
トップの写真。
D7000につけたもので、F.16 1.5秒 ISO 100
ずいぶん絞り込んでいるようですが、この組み合わせでは300ミリのマクロになります。ピントの合う範囲がいわゆる「紙一枚の差」なので、絞り込んで撮ることが多いので、むしろこれが普通なのです。
よく、背景のボケを欲しくって、デジイチのマクロを欲しいという方がありますけど、この辺になると、あまりに被写体深度が浅いと、例えば、被写体までの距離によっては、蕊にピントを合わせたら、花弁がトロトロに溶けちゃったなんてこともあって、絞りを絞って、深度を調整したいのですよね。ですから、このあたりで小絞りボケがどのくらい出てくるのかも、かなり気になるところなのです。
下は比較で同じ組み合わせの F.8 1/4秒 で撮ったもの。
やっぱりレンズがどうこう言う前に、手ぶれでボケボケになっている可能性大ですな~
体の衰えでございますね~
こちらは付録で、SIGMAの50-500。
こちらを使うときには絞りを開けて撮ることが多いので、
まずは F.6.3 1/20
対比で、F.16 1/4