夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

いつしかも初春雨ぞふりにける

2007年01月03日 01時33分52秒 |  気になる詩、言葉
元旦の夜、そして二日の夜と夜になると雨が降ってきます。

元旦の雨は、外に出て下が濡れているので始めて雨が降ったことを知ったほどの細い小ぬか雨でした。
今日の雨は昨日ほどではなく、雨が木々を打つ音が密やかにわってきています。


いつしかも初春雨ぞふりにける
  野邊の若菜も生ひやしぬらむ
         西行
         山家集

この雨で梅の蕾も膨らんできたでしょうか。

行きずりに一枝折りし梅が香の
   深くも袖にしみにけるかな
         前述




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