桃の花 紅色ににほひたる面輪のうちに
青柳の細き眉根を咲みまがり
朝影見つつ少女らが 手に取り持たる真鏡、、、
詠み人知らず
万葉集 19-4192
面輪=おもわ
眉根=まよね
真鏡=まそかがみ
って、延々と続くんですけど、、、
桃の花のように紅く匂うような顔に
柳の枝のように細い眉を笑いで曲げて
朝の少女たちが 手に持っている鏡、、、
つまり、青柳の細い枝は美人の形容だったんですね。
確かに、特に新芽時のしだれ柳の枝は、はっとするほど美しく見えます。
前の日記に家のそばには5本の柳があると書いておりましたけど、私は美少女が手に入るのであれば、柳はなくてもいいのですけどね~
お許しください
桃之夭夭 桃の夭夭たる
灼灼其華 灼灼たる其の華
之子于歸 之(こ)の子、于(ゆ)き帰(とつ)がば
宜其室家 其の室家に宜しからん
庭の、枝垂れ桃がもうすぐひらきます。
晩年の祖父が、私の雛人形を飾ってくれておりました。懐かしい日々です。善い孫ではありませんでした。
その時は、あまりお気に召されなかったような記憶がありますけど。
美しい花を咲かせ、、、、、あぁ、実や、葉のことは止めておきましょうね。
身の置き所だけでなく、歯までないのですか!
いかな兄者でも、お気の毒すぎるってモンですわね。
歯までなくなるとは、その時には思いもしませんでした。
鱗を分けていただければ削って、総入れ歯を作ろうと思いますが、、、