夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

もったいない  その1 人物のスナップね

2010年01月03日 10時50分35秒 |  岬な日々


昔、ヤミ米というのがあったころ、それに罪を課す立場の裁判官が、配給米だけを食べていて餓死したというニュースがありました。
世界の経済大国とは言いながら、今の日本、表面は豊かになりましたけど、その中身を見て行けば、老人や、体に障害を持つ人たち、そしてその世話をする家族、生活弱者といわれる人たち、そして特に昨今は、世界的な経済不況の中で、本来企業戦士(まあ、古い言い方)といわれる人まで、生活にあえいでいて、国家が存続の危機にさらされていた戦後の時期とあまり変わっていないのじゃないかとさえ思えます。
なんて深刻な話は置いといて、

そんな終戦後を生き抜いてきた私には、「もったいない」精神が溢れております。
適度なら褒められるべきなのでしょうけど、私の場合はちょっと度が過ぎている。
このいすみ市の山の中の小さな庵でさえ、隣の部屋に行くには、アイゼンとピッケル、ザイルを用意しなければなりません。
なんせ、もったいないで、捨てないものが山積みになっているのです。
不注意に歩き出そうとすると、それらが山崩れを起こして、新聞に、「ゴミ屋敷の住人、ゴミに押しつぶされて圧死」なんて記事が出るかもしれません。

PCの中も同じこと。
撮った写真、使い残した写真のごみが山のよう。
捨てればいいのですけど、「もったいない、、、」「なんかに使えるかも、、、」ってなかなか減らないのです。

新年早々で、気がひけますけど、そんなゴミをご紹介いたしましょう。

元旦の日の出を見に行った時の写真。
一枚は元日の日記にアップしています。
その残りの2枚。



風景や人物はどうも撮り方がわからないので嫌いっていう割には、今回も何枚か撮ってしまいました。

恋人たちなのでしょうか?



一緒にいられれば嬉しい、一緒に何かできればもう最高、、、、
私にもそんな時期があったのでしょうか?
記憶の底を探ってみても、思い出せないな~



今の私はこれ。
レストランのごみをあさって、ワインの残りと、多少の食料を頂いてきて、愛犬と分け合う。
私に残された無上の楽しみでございますよ。
そう言えば去年のボジョレヌーボーはどこにも出ていなかったな~
それほど、美味しかったのかしら?



元旦の早朝、山側の場所ではマイナス6度を示していました。
耐寒訓練はもう十分。ヒマラヤにでも登れそうですわい。


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2 コメント

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上の二枚 (赤い風車)
2010-01-04 12:17:31
は家族でしょうね。
その次は恋人たち?
そしてその次は、運のいい独身者?
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Unknown (さち)
2010-01-03 23:04:36
やさしい風景ですね。
幸せそうな家族(にみえます)に海も穏やかに見守っているようです。
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