NHKで「赤毛のアン」が放映されています。今回のは新しいバージョンで「アンという名前の少女」(だったかな)
でもこのバージョンの題は"Anne with an "E""なんですね。
ストーリーの中に、「私の名前はアン。Eの付くアンよ。」ってセリフが出て来るんでそこから採ったんですね。
名前を気にする人って洋の東西を問わず多いですよね。
私も一時期、上司を紹介するのに、「ヤンセン」 "S"一つのヤンセンです。なんて言って回ってましたから。
日本でも、”はまさき” にごらない”さき”です~なんて人もいれば、
”まどぎわ”じゃありません”まどべ”です~なんて人もおりましたし、、、
まあ、日本は特に名前にはセンシティブだったんですよね。
なんせ、言霊なんてのがぞろぞろいたようで、名前を呼ぶってのは特別な意味があったらしいです。
「おねえちゃん、名前教えて」なんて、、万葉の時代から、「名前教えて」はプロポーズのこと。今は、メルアド教えてに代っちゃいましたけど。
東のおいちゃん、岬町のおいちゃんも、もしかして影響力がついてきて、みなに知られるようになると、いすみ市のおいちゃん、、、千葉県のおいちゃんって、漠然とした言い方をしなければ失礼になるなんて国でしたから。
話は戻って、そもそもこのブログで一番名前の出ているのがこのカナダの生意気な女の子ですよね。
私は日本人だから、日本風に言えば、グリーンゲーブルのアン、じゃ失礼なんで、カナダの赤毛の子、、、かな。
しょっちゅう名前を出している一番の理由が、このセリフ。
I read in a book once that a rose by any other name would smell as sweet,
but I was never able to believe it.
A rose just couldn't smell as sweet
if it were a thistle or a shunk cabbage.
ある本で、バラは他のどんな名前で呼ばれても芳しいって読みましたわ。
でも、私は絶対に信じられない。
だって、もしバラが、アザミとかザゼンソウなんて名前だったら
あんな香りはしませんわ。
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つい最近も、ブラウニングの詩でこの子をご紹介していますけど、それは随分前から使い古してきた別なセリフ。
この赤毛のアンの最初と最後に、そのセリフが出てくるからです、
私としては、この生意気な子の言葉よりも、もともとの格調高い「槍振り」さんの方に共感を覚えるんですけど、、、
とくに、時は今。。。認知症のまっただなかの私としてはね。
「名前に何があるの、、、そんなのとっくに忘れてしまったわよ」
ほんと、私の頭の中では、ノコンギク、ノギク、ヨメナ、、、、、何が何だか収拾がつかなくなっておりますんで。
え