夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

猫まんま

2020年07月01日 03時29分40秒 |  食べるために生きる

独居しておりましての困りごと。

いろいろありますけど、その一つが、料理。

いろいろやってみたいとは思うのですけど、例えば野菜。

この辺のスーパーで売られている量が多すぎて、あれこれ買うと、結局使い残して、冷蔵庫でクタクタになって、廃棄処分になるのがたくさん出てしまうのです。

ドケチなおいちゃんとしては、それが悲しすぎて、食品を買うのを躊躇してしまうんです。

 

そんなおいちゃんの味方としては、一つのメニューの野菜がパックされたもの。

ご存知でしょう。冬なら鍋の野菜が入っていて、肉さえ買えば、材料はそろってしまうというもの。

白菜だって、半分の物を買ったとしても、一人鍋なら葉っぱをせいぜい2、3枚くらいしか使いませんから、後は残ってしまいますよね。

それを足のあるうちに食べてしまおうとすると、ほんと大変なんです。

一度鍋をやると、一週間以上は材料の残りと格闘しなきゃならなくなる。

 

そんなおいちゃんのお好みは、けんちん汁のパック。これに豚肉を合わせれば、りっぱな豚汁になります。

さつま芋を加えれば、さつま汁ですよね。

このパック。材料が下茹でされていて、肉を炒めて、それにパックの材料を入れて煮て、味噌を入れてひと煮立ちするだけで完成。

もっともパックにはそのように書かれていますけど、これだと材料に味噌が染みこんでなくって味噌の塩味がきつく感じます。

一晩くらい置いてさらに火を入れたくらいがちょうど美味しい。

封を切らなければ随分長く持ちますし、ひとつ冷蔵庫に入れておくと何かの時に便利ですよ。

 

ただ、私が使うパックは煮込むときに加える水の量が1リットル。

一人では一食分には多すぎる。

3,4回くらい食べることになります。

そして最後はトップの猫まんま。

私としては、これがけっこう好きだったりして。

 

無駄になる材料がないのでとても気分がいいのです。

それに、レンジでチンだと味はおまかせになってしまいます。

何度か食べてると、それが鼻につく。

ちょっとだけ手を加える、材料のパックだと味付けを自分の好みにできますからね。