東日本大震災からまもなく1年を迎えます。
直後に被災地に入った時のあの驚き、悲しみはいまでも忘れられません。
仕事を通じて私も東北のいくつかの町と繋がりがあり、それらの方々への恩返しのためにも何かしなければと思いながらも、私もその直後に発作を起こし、生きている方が不思議だって医者に言われながらほそぼそと生きてまいりましたので、なにも実効のあることができなく、じりじりとしておりました。
被災された方々の生活が少しでも戻るようにと、被災地からの農産物などを通販で購入すると言うことをほそぼそとやっております。
原発事故の風評被害を受けている地帯にはそれらの通販サイトがあります。
私の関係があった、福島県の鏡石、郡山などでは検索をかけるといくつか出てまいりますね。
今でも立ち入りが出来ない地域、人々もたくさんいらっしゃるのですね。
知人の関係のある宮城県の石巻には通販サイトはあるんですけど、被災した缶詰みたいなものだけ。
幾つも仕事をお願いした岩手県の山田町に至っては、私の検索ではカレンダー以外、以前の地場産業を思い起こせるようなものは何もヒットしなかった。お手伝いできるとしたら岩手の被災地を走る移動図書館か。
未だに再建の目処も立っていない被災地の状況がこれからも見えてきます。
少しでも農業や、地場の産業が再建され、それにほんとうに少しでもお手伝いできるような環境に早くなればいいなと、痛切に思っています。