2014年5月24日 室温 28℃ 外気温38℃(西日による)
6月8日訂正:4極プラグの配線 4:SP、2:PTT
昨日から,UV3Rの外部SP-MIC用のMICAMPの改善を検討しています。
先に作ったものでも十分な性能で問題無いのですが、より小型にする
必要とゲインの調整が出来無かったので試行錯誤の上、ブレッドボード上
では、実現出来ました。
1.初版の回路
エミッタにダイオードを入れる方式は、CQ出版2000年4月号のトランジスタ技術に
電圧で増幅度制御が出来る1石増幅器として紹介されており、それをベース
にUV3Rと言う無線機ではコレクタ抵抗1KΩが機器本体に内蔵の為と電源を
取れないので、コンデンサマイクの電源を確保する必要が有った為と
ゲインも自己バイアスにならざるを得ないのでコレクタ電流を上げると
コレクタ電圧も下がるし、コンデンサマイク供給電圧も下がるので、
ダイオードのVFが0.5V以上取れるのでバイアス抵抗も大きめで
程ほどのバイアスがかかり、動作点も3V電源では丁度良いものでした。
2.今回の変更点
回路図を載せて置きますが、部品点数減らしと、ゲイン調整(バイアス)も
変更出来る様にしました。
下側は改善版です。コンデンサーマイクへは10KΩ負荷にして電圧も小さくて
これで動作するのって思いましたが、非常に具合が良いです。
500KΩのVRは小型のポテンショメータを使いましたが、一度調整
すれば調整しないと思いますので100KΩ+VRの値の固定抵抗に変えて
も良いと思います。およそ、200KΩ(ゲイン小)~1MΩ(ゲイン大)
の間で決めても良いと思います。まあ、400KΩ前後と思いますが。
既に、ブレッドボード上では動作確認出来ています。
これをTRIOのMC-20と言う小型のMICにSPとECMを搭載して小さいアンプ基盤
にして載せようとしています。出来次第、追記して行きます。
2014年5月26日 基盤実装での動作確認
基盤 20X10mm位の小さいサイズに実装して動作確認して見ました。
試作1で作ったが動作はするが、発振していて、ピーと言う音が聞こえて
原因を調べましたが分からず、試作2を作って見たら異常なしでした。
試作1は秋月の基盤、試作2はサンハヤトの基盤でしたが、TRを見ると
足が酸化している様なので交換すると正常になりました。
2SC1815-Yでしたがこういう不良?も有るのですね。
1000PFは基盤の裏です。
拡大図です。試作1の右のTRは不良の2SC1815-Yです。
これで部品点数も少なくて小型のMICに実装可能の目処が立ちました。
分かった事。
・ECMの負荷10KΩを2KΩにすると感度が落ちます。
・MIC自身の感度は初版より落ちるが、アンプの増幅度が高く底力を感じます。
・VR+抵抗→400KΩ~500KΩの固定抵抗でも良さそうです。
次回は、MC-20に実装して、UV3Rとの接続です。
2014.5月29日 完成しました。
頭にあるのは500KΩのVRです。
動作試験中
4極プラグは「セリア」と言う100均でスマートホン用です。
2015.8/7 追記:必ず「両耳用」の事。片耳用は独立線が足りずNGです。
結線図です。
プラグ側の線は細いので小さい基盤を介してMIC側の線と半田付け。
改造前です。
改造中です。
完成です。MC-20って言うのは本来はダイナミックマイクです。
運用試験では、変調は高域が出過ぎ?の様で、0.01μFを2SC1815のC-E間に入れる
とか、B-E間に1000PF位入れれば落ち着くと思います。
TRIOの古い「MCー20」を改造して、小型SPとECM搭載のSP-MICが出来ました。
まずまずです。
追記 2016.12.2
UV3R専用SP-MICにも適用
http://blog.goo.ne.jp/t570-m_pi_ta/e/c89bc798e3d5cf9a6ae7a27451f9d3fe
YAESUのSP-MIC「MH-34」
http://blog.goo.ne.jp/t570-m_pi_ta/e/61c97ecea59c61f5d4d565750ff7790b
6月8日訂正:4極プラグの配線 4:SP、2:PTT
昨日から,UV3Rの外部SP-MIC用のMICAMPの改善を検討しています。
先に作ったものでも十分な性能で問題無いのですが、より小型にする
必要とゲインの調整が出来無かったので試行錯誤の上、ブレッドボード上
では、実現出来ました。
1.初版の回路
エミッタにダイオードを入れる方式は、CQ出版2000年4月号のトランジスタ技術に
電圧で増幅度制御が出来る1石増幅器として紹介されており、それをベース
にUV3Rと言う無線機ではコレクタ抵抗1KΩが機器本体に内蔵の為と電源を
取れないので、コンデンサマイクの電源を確保する必要が有った為と
ゲインも自己バイアスにならざるを得ないのでコレクタ電流を上げると
コレクタ電圧も下がるし、コンデンサマイク供給電圧も下がるので、
ダイオードのVFが0.5V以上取れるのでバイアス抵抗も大きめで
程ほどのバイアスがかかり、動作点も3V電源では丁度良いものでした。
2.今回の変更点
回路図を載せて置きますが、部品点数減らしと、ゲイン調整(バイアス)も
変更出来る様にしました。
下側は改善版です。コンデンサーマイクへは10KΩ負荷にして電圧も小さくて
これで動作するのって思いましたが、非常に具合が良いです。
500KΩのVRは小型のポテンショメータを使いましたが、一度調整
すれば調整しないと思いますので100KΩ+VRの値の固定抵抗に変えて
も良いと思います。およそ、200KΩ(ゲイン小)~1MΩ(ゲイン大)
の間で決めても良いと思います。まあ、400KΩ前後と思いますが。
既に、ブレッドボード上では動作確認出来ています。
これをTRIOのMC-20と言う小型のMICにSPとECMを搭載して小さいアンプ基盤
にして載せようとしています。出来次第、追記して行きます。
2014年5月26日 基盤実装での動作確認
基盤 20X10mm位の小さいサイズに実装して動作確認して見ました。
試作1で作ったが動作はするが、発振していて、ピーと言う音が聞こえて
原因を調べましたが分からず、試作2を作って見たら異常なしでした。
試作1は秋月の基盤、試作2はサンハヤトの基盤でしたが、TRを見ると
足が酸化している様なので交換すると正常になりました。
2SC1815-Yでしたがこういう不良?も有るのですね。
1000PFは基盤の裏です。
拡大図です。試作1の右のTRは不良の2SC1815-Yです。
これで部品点数も少なくて小型のMICに実装可能の目処が立ちました。
分かった事。
・ECMの負荷10KΩを2KΩにすると感度が落ちます。
・MIC自身の感度は初版より落ちるが、アンプの増幅度が高く底力を感じます。
・VR+抵抗→400KΩ~500KΩの固定抵抗でも良さそうです。
次回は、MC-20に実装して、UV3Rとの接続です。
2014.5月29日 完成しました。
頭にあるのは500KΩのVRです。
動作試験中
4極プラグは「セリア」と言う100均でスマートホン用です。
2015.8/7 追記:必ず「両耳用」の事。片耳用は独立線が足りずNGです。
結線図です。
プラグ側の線は細いので小さい基盤を介してMIC側の線と半田付け。
改造前です。
改造中です。
完成です。MC-20って言うのは本来はダイナミックマイクです。
運用試験では、変調は高域が出過ぎ?の様で、0.01μFを2SC1815のC-E間に入れる
とか、B-E間に1000PF位入れれば落ち着くと思います。
TRIOの古い「MCー20」を改造して、小型SPとECM搭載のSP-MICが出来ました。
まずまずです。
追記 2016.12.2
UV3R専用SP-MICにも適用
http://blog.goo.ne.jp/t570-m_pi_ta/e/c89bc798e3d5cf9a6ae7a27451f9d3fe
YAESUのSP-MIC「MH-34」
http://blog.goo.ne.jp/t570-m_pi_ta/e/61c97ecea59c61f5d4d565750ff7790b
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