高橋康彦の水彩スケッチ便り TAKAHASHI YASUHIKO watercolor painting

自転車世界旅からのスケッチをはじめとした透明水彩画紹介

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智頭鉄道自転車輪行

2019-10-31 15:26:50 | アート・文化
 初めて智頭線に乗って、智頭に行ってきました。

 ロードバイクを袋に入れて輪行です。
 智頭駅近くから、スギが植林された急斜面の山肌をつづら折れに登ります。勾配は大したことなく、2トン車でも余裕ですれ違える広さがある舗装路です。雪が付いても慌てることは無いような道です。ほんの3km登るとトンネルがあって、トンネル過ぎから川沿いに下れば用瀬方面に抜けます。川沿いにほぼ平坦に上がるとすぐに板井原古民家集落です。

 そこにあるカフェ、「歩とり」です。NHK教育の番組で紹介されていました。昼前に早い昼食とコーヒーを頂きました。近くに日曜だけ開くらしい食事処「かまど」があります。

 トンネル手前から谷川沿いに下ると用瀬の下手、鷹狩あたりに出ます。この山道は渓谷と広葉落葉樹の木色が美しく、道はだら下りで舗装はされているが荒れ気味かつ狭めで、下るよりは登るほうが快適でしょう。(これから先、寒くて下りはつらいはずです。)
 用瀬にはやはりNHK教育の同番組で紹介されたカフェ「川のHOTORI」があります。

 ここからは国道を登って智頭駅に帰りました。13時半の上郡行きに間に合いそうでしたので、後半はレイシングでした。駅に着いたのは5分前、大急ぎで乗り込みました。
 
 帰りの車内はほとんど一人乗り。途中、二人乗りになることが二度ありましたが。
 智頭線はトンネルが多くて(気圧の変化により、耳の具合が良くない人には苦痛だと思われます。)、期待した窓外の眺めは十分に楽しむことはできませんでしたが、実に久々で、滅多に無かった鉄道に乗る機会でしたので、気分が高揚しました。(最後の鉄道は10年近く前の、SFOからOaklandまで乗ったBARTでした。)
 30km程走行の小さな自転車旅でした。快晴に恵まれて、気分の良い秋の一日となりました。