見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/35 AFV CLUB M38A1 U.S. 1/4 TON ARMY & MARINE (1)

2023年11月17日 | 1/35 AFVその他車両
間にF-8Eを挟んで、双発機(モスキート)を2機続けて作ったので
ヒコーキ三連チャンです、流石に次は陸物がイイ(;'∀')

そこで何か、あまり悩まずに作れるものは無いかな、という事で在庫確認して...
今回はコレです


組説です





ランナーです
(A)

(B)

(C)(D)


そしてクリアパーツ(K)とデカールです


フィギュアも付いていないし、4輪小型車こりゃあ楽ちんだと(^^)
そんな訳で作り始めたのですが、これが意外に...

組説の順番通り、まずシャーシとエンジンを組み立て合体させたのですが


合いが悪いわけではないのですが、何も考えずに作業しているとおかしくなってくる
組み立てていくと軸線が微妙にずれてくるのです
1パーツ毎に位置決めと云うか、他パーツとの関係を考えて固定しないとマズイです
装輪車としてはタミヤの10HPテイリーの次なので、余計そう感じるのかも知れませんが(;'∀')

【続く】

1/72 タミヤ De Havilland Mosquito FB Mk.Ⅳ (5)とり完編

2023年11月13日 | 1/72 イギリス空軍機
お寒うございます
モスキートFB Mk.Ⅵアンダーソン機とり完です

Pilot  Flight Sergeant  Lionel David ANDERSON
Navigator Sergeant  Anthony Bert Hayward SIMS
Mosquito FB.VI NS895 515 Sqn RAF Little Snoring in Norfolk England , 28 Apr 1944

最後の日付は、オランダ上空で戦死された翌日にしました
もし無事に帰還していたら、という気持ちを込めています

初めてこの記事をご覧になった方は、アンダーソンって誰?という疑問を持たれると思います
このパイロットのL.D.アンダーソンという方は
スーパーマリオネーション『サンダーバード』のプロデューサーだった、
ジェリ―・アンダーソン氏のお兄さんだった方で、1944年4月27日にオランダ上空で戦死されていました

たまたまアオシマのFAB-1(通称ペネロープカー)を作る過程でその事実を知り
あの『サンダーバード』とモスキートの不思議なつながりに
これは是非とも作らねば、と思い立ったのがこの製作記の始まりだった訳です
その辺りは、こちらの記事で書いていますので宜しければご参照下さい

取り敢えず機体を




製作記にも書いていますが、515Sqnの本来の識別コードは”3P”です
理由は不明ですが、1944年10月頃まで692Sqnと同じ”P3”を描いていたようで
このアンダーソン機もそうだった、という想定で”P3”の識別コードにしています
書体も残っている写真を参考にしました

背の低い方がパイロットのアンダーソン飛行軍曹
高い方がシムス航法士のつもりです


シムス軍曹は航法士なので、体の前に付けるオブザーバー用の着脱式パラシュートを着用させました

機体と一緒に写したものは、何とか誤魔化して背の高さの違いが目立たない様に写していますが
実はこんなものです(^^;
なぜ背の高さが違っているかと云うと、サイズ(縮尺)が違っているためで
パイロットのアンダーソン飛行軍曹はエアフィックスの1/76サイズなのです!

このキット、ポーズはすこぶるイイのですがサイズが...しかも軟質プラ💦
本来ならば使わないところなのですが、このパラシュートを肩に掛けたポーズが捨てがたく
使う事にした訳なのです(^^;

因みに両名の改造前はこんな感じでした

左のシムス軍曹は本家プライザーの『NATOパイロット/グランドクルー・セット』からです
右のアンダーソン軍曹は3体同じものが入っていました、囲ったなかのものを使いまして...

シムス軍曹のオブザーバー用パラシュートは当然キットなんかありません
ジャンクとエポパテ、そして紙とプラ棒でっち上げていますが

小さくて見えない(笑)

内幕もばらしてスッキリしたので?あとは二人を中心にした写真を見てやって下さい(^^)





締めです


1/72 タミヤ De Havilland Mosquito FB Mk.Ⅳ (4)

2023年11月09日 | 1/72 イギリス空軍機
予めお断りしておきますが
今回は完全な失敗と挫折、の記事です( ̄▽ ̄;)

部隊コードは”P3”にすると云う事は前回記事で書きました
が、機体コードは今もって”?”のままです
色々考えた結果、よっしゃ!名前(Lionel)の頭文字をとって”L”じゃ!と
『P3◎L』に決定ししたのですが
塗装しちゃろうか!?なんてアホな事を考えたワタシ
そのためには、まず文字を抜いたマスキングシートを作らねばなりません

そこでマーキング塗装の聖典、クラキン様の記事を参考に切り抜き作業に入ります


しかしながら...

文字自体を切り抜く事は出来たのですが、その逆はワタシには無理だという事が判明💦
大きさも有りますが、線の幅が細すぎて(1mm以下)文字内でナイフが取り廻せないのです

塗装は断念、じゃあデカールをコピーして作ってみようと云う事に
これを使います

PCやプリンターが上手く動いてくれなくて?
反転印刷や倍率にかなり手こずったのですが何とか印刷

でも...滲みまくり(;'∀')

しかも余白の部分もそのままコピーされているので、ここも色付きなのです!
更にオマケはこのデカールシート、一枚で1000円もするのでぇ~す!
はい、そのまま全部パーになりました(T^T)

ここに至りやっと諦めがついたワタシは、当初予定だったXTRAのデカールを使う気に(^^;
しかしながら、これも前回書いたように字体がちょっと違っていて...

左が692Sqn、右が515Sqnです
”3”の書体が違う事が判りますよね
更に云うとXTRAのデカールは、692Sqn用なのに文字の細さが515Sqnにピッタリ風?
これはラッキーだったのですが...(^^;

”3”のデカールは切り貼りしなければいけません


まず左側面から
その1

その2

必要なところを元デカールから少しずつ切り取り、”3”の文字を作っていきます
”L”は別の機体コードを使おうとしたのですが、縦長さが足りず間を継ぎ接ぎする事に(^^;
右側面も

こちら側の”L”は検討初期に手描きしたものです、ダメダメです💦
ここもデカールを使う事にしたので、この後擦り取りました

結果です


まぁ遠目には何とか誤魔化せるかと(笑)

懸案だったコード問題も、ともかく一件落着
再度つや消しクリアーを吹き、タミヤスミ入れ塗料ブラックでウォッシングしました


脚収納庫カバーもこの時点で付けています

アンテナ線を張りました、いつもの0.055mmのヤツです

垂直尾翼のヒートン植えはハセガワの時と同じですが
アンテナ柱の太さに余裕が有ったので頂部に切れ込みを入れ
ここにヒートンに結んだブラックリギングを通すようにして接着しています

【続く】

1/72 タミヤ De Havilland Mosquito FB Mk.Ⅳ (3)

2023年11月06日 | 1/72 イギリス空軍機
やっと届きましたXTRAのデカール

って、実は一週間前には届いていたんですけどね
色々有りまして、その話はまた後程(^^;

まずは工作のお話から
モスキートは簡易なパイプハシゴを使って乗降ドアから出入りするようになっています
そこでこれをエバーグリーンの0.75mmプラ棒ででっち上げました


乗降ドアも世傑のフライアブル機のカラー写真を元にパーツを追加します

ドアのヒンジをどうしたものかと悩んでいたのですが
1/35のM2HMGのグリップのステー部分が、使えそうだと判明
ジャンク箱からドラゴン製と思われるパーツを掘り出して使いました

ハシゴの形状がちょっと心もとなく(;'∀')
何か情報が無いかと探していたら、タミヤのHPに1/32キットのこんな画像が有りまして

これって伸縮式のハシゴに見えません?
ここでハッと気づきました
世傑No200、DH.98 モスキートのP25に有った、フライアブル機のドア内側に付いていた謎のパーツ
これが、そのハシゴではないだろうかと!?

謎は全て解けた...なんちゃって(笑)

ドアの謎パーツがハシゴだとすると、存在がダブる事になってしまいます
...どうしようか?💦
そこで(社会人時代に培った)言い訳を考えます
これでは昇降の度にいちいち外して伸ばす、縮めて収納という作業をしなくてはならない
いかにも面倒くさいし、手間も係る!
そこで、グランドクルーが予備?余ったハシゴを掛けてくれている
と云う事なったと云う設定にしました(;'∀')

更にその過程で、ハシゴの幅が広すぎる事に気付きます
そこでステップの部分を切り縮めて幅を狭めました

さすがに太さを変えるのは無理、ここはそのままです

ここからは問題のデカールです
まずシリアル番号を寄せ集めて何とかでっち上げました

メーカーによって微妙に大きさが違う様な気がしますが、ドンマイ(笑)

そして(大)問題の部隊コードです💦
ワタシの把握している515Sqnの部隊コードはこの”3P”と”P3”

”3P”が正式のコードですが、なぜか692Sqnの”P3”が1944年10月過ぎまで使われていたみたいで
これは初回の記事でも紹介させて頂きましたが、海外のモデラーでも謎とされていると言う事でした
とにかく1944年秋が深まるころまで、515Sqnは”P3”を描いていた
ややっこしいのは、上記の写真はいずれもインベイジョンストライプが描かれていること
しかも機体下部のみだという事です
これは1944年8月以降になってからの塗装だと記憶しています
そうなると同じスコードロン内で異なる識別コードが混在していたという、増々ややっこしい話になって(;'∀')

いずれにしても決断しなければいけません、ここは覚悟?を決め、
F/Oアンダーソン機も”P3”を描いていたと思われる、と云う想定で話を進める事にします

ガネットさんにお願いし、海外から取り寄せて頂いたXTRAのB.Mk.ⅩⅥ用デカール
692Sqn用の”P3”デカールが入っているのですが”3”の字体が、上記写真(P3の方)と明らかに違います
これは692Sqnの部隊コードですが違いが判りますよね

”3”の上半分が、515Sqnは下と同じカーブ、692Sqnは角になっています
文字の太さも515の方が細いようですね
この写真はWorld War photosに掲載されていた物を編集しました

同じ”P3”でも字体が違う ⇒ デカールが使えない若しくは修正しなければいけない
それならいっそ塗装してみたら?なんて身の程わきまえない考えに取りつかれた(泥沼の)顛末は、次回に続く...

【続く】

1/72 ハセガワ F-8E CRUSADER (6)

2023年11月03日 | 1/72 フランス海軍機
これが本当の”とり完”!?
MATRA R550ミサイルに体を半分引っ張られたまま、取り敢えず完成にさせて頂きます( ̄▽ ̄;)

当時のフランス海軍パイロットが、サムアップしていたかどうか分かりませんが(笑)


機体全体です






真裏

主翼と水平尾翼は接着していません、この場面では手で押さえていないと主翼は落っこちます(;'∀')

機首部分のアップです
(CLOSE)

シートを下げたので、パイロットの頭の位置も実機写真と同じ位置になりました
(OPEN)

と云ってもキャノピーが可動する訳では有りませんから
キャノピーの隔壁もずらしたので、ここが機体に当たってこれくらいしか開かなくなりました(-_-;)

主翼裏面のパイロン取付穴も何とか誤魔化したつもりですが

塗装後どころか、うっかりウォッシングまでしてしまってからの修正になってしまいました💦


【おまけ】
フランス海軍のF8Eについてでは無いですがHush-Kitというところに、ベトナム戦争時のF8Eに関する記事が載っていました
”最後のガンファイター”と呼ばれていたにも関わらず、コルト社製20mm機関砲が故障しがちで
撃墜したMIGはほとんがサイドワインダーによるものだったとか
その20mm機関砲の凄い煤が付いた機体の写真など、興味深い記事や写真が載っていてお勧めです

取り敢えず【終了】