見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 SWORD Ar196A-2 over Norway 1940(6)

2019年10月23日 | 1/72 ドイツ海軍機

息抜きキットでおふざけが過ぎたせいか、復帰早々問題にぶち当たりました
いや、本当にピンチなんですから(と本人は思っている)

カウリングにエンジンを入れてみたのですが軸が下に偏ったままです。
ゆがみを手で押さえて入れてみるのですが変わりません

エンジン側のベースを削って見ましたが改善の兆しなし
ディバイダーやノギスで半径を測ってもオッケー、裏から見てもまともそうなんですが
この時点になってこれはちょっと困ります。

カウリングの歪みをまずまともにしなければ、と言う訳で湯煎です
朝食のゆで卵を作る鍋の横っちょにチャポンと、卵と一緒に茹でました(^^;

目分量では何とか丸くなったと思うのですが、縁に割れ目が入ってしまいました
SeaGladiatorのように、カウルがプラでエンジンがレジンにしてほしかったな。

歪みを矯正したおかげで何とかなりそうです

まだちょっと下に偏っていますが、削って緩くなった為できっちり接着すれば大丈夫だと思います。

あれこれ調べたりしたのですが、どうも機首下面のラインがおかしい
実機はこの部分が機軸に平行に近いようです、
こちらのサイトで確認しました、この画像が一番よく分かります。
【alamy】
ほぼ真横から写っており全体の形状がはっきり分かります
ですが残念ながら画像は有料なのでアップ出来ません、こちらで見て下さい
https://www.alamy.com/an-arado-ar-196-seaplane-ready-to-take-off-on-the-catapult-of-a-german-warship-photo-eschenburg-image247144508.html

alamyの画像では機体下部の空気取り入れ口も、ほぼ四辺形の箱状の形をして機軸に平行に付いています
キットでは、この部分が機首上面と同じようなカーブで絞り込まれている為
空気取り入れ口がカウルに中に入り込むような形になってしまうのでは?

これを修正するかどうかは、腕とやる気に相談という事で(^^;。


もう一つ
こちらはイタリアのモデラーの方の製作記です、艦上でも機付き整備兵のユニフォームが空軍の物なのが分かります。
【DAVIDE LAZZAROTTO SCALEWORKS】
この方凄いですよ!カタパルトだけでなく、土台のテルピッツの1/72!船体(一部ですが)まで自作です。
https://davidelazzarotto.wordpress.com/2013/02/23/arado-ar-196-172-for-tirpitz/

カウリングの問題は何とか目途が付いたので、プロペラ回転工作にかかりました
いつものプラパイプ、プラ棒、真鍮線を使ってのマンネリ工作です。
パイプをガバナーの中まで入れて接着します

真鍮線を埋め込んだ棒をパイプに入れ、脱落防止に後端に穴を開け真鍮線を通しました。

回転工作は液冷エンジンの方が簡単でいいですね。

この時期、世間(中学・高校)では新人戦というものが開催されます
そんな訳で明日・明後日は例のマイナー競技の審判で製作はお休みさせて頂きます(笑)。

【続く】