立山のおじさん

北アルプス 立山山麓物語

戦国時代の狼煙は

2021年03月13日 | Weblog

今回のうれ往来・鎌倉街道でものろしを使用したのでは・・・との質問を受ける。当然戦国時代に作った道であり、各砦、城との緊急時の連絡網にのろしが使用されていたと思われるので、砦、城を図面に

現してみると意外と城、砦は直線で結ばれ、それなりの視界が効く場所に設置されているのが判った。

標高196mの簡易な砦から、川沿いに真直ぐ進むと城(標高242m)があり、その城の崖からは4㌔先にある城(標高362m)の山に向けて一直線に視界が広がりのろしを確認出来る。また、古道は平地から砦、城に続き山の尾根筋を通り、平地全体を見渡せる所を通過している。当然のろしを揚げて自分達も逃げれる場所である。城作りをされた人達の技術の高さに敬服する。