立山のおじさん

北アルプス 立山山麓物語

うれ往来・鎌倉街道は身近にあった。

2021年02月27日 | Weblog

春の知らせが各地から届くと、月初めに降った雪も随分少なくなり庭の片隅からフキノトウが丸く顔を出している。私の心の中も、うれ往来・鎌倉街道 (中滝ー水須間) の記録に追われています。

さて、今回のうれ往来・鎌倉街道の一番に誰でも理解し易い所を写真で紹介します。

上滝から常願寺川沿いに上流へ来ると岡田集落がある。その上の尾根筋に、うれ往来・鎌倉街道が数百年の

歳月を得ながら人知れず山の中に眠っている。

左側、奥の鉄塔より後ろに見える尾根筋を行った場所に うれ往来・鎌倉街道がある。

         左側の鉄塔の奥に道跡はある。

   真ん中を進む道跡は林道の上にある。最初に見付けた所。

           林道から下へ道跡は続く

 下の鉄塔に向けて道跡は続き、尾根筋より少し横に深い跡がある。

     杉林の中に道跡は深さ2mの跡をハッキリ刻んでいる。

          丸坪山手前の林道から尖山を望む。

 写真の尖山へは気軽に行ける山として多くの登山者が登っているが、常願寺川挟んだ対岸の山には其れらしき目立つ山並みはないので誰も来ない。 静かな山並みの尾根筋には、多くの旅人や武士、商人が通過したと思える跡が道跡に眠っているのです。そんな往時を偲ぶ事こそ必要だと思うのは私だけだろうか・・・・
 もうすぐ林道の雪が溶ければ車で行けるが、今は、雪が多いのでかんじきで歩くか、スキーにシールを張って登れば難なく行けるが晴天の日が良いね。

 

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