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晴れると腰痛を両ストックでこらえて古道探しに行く。
この時期でないと行けない峠へ着く。夏と違って虫等がいないので楽に来れる。
遠くに続く山並みと紅葉は、古道を歩いた先人達も休憩の合間に心の安らぎを得たと思う。
紅葉を見ているだけで一人占めの山は一番楽しい。
古道には笹が茂っている
道には、きのこが何やら相談している様に固まっているので聞く事も出来ず通り過ぎる。
ここから古道は尾根筋より下へおりて行く。
お目当ての尾根筋が右上のある所まで来たのでホットする。9月には上の尾根筋迄草刈りしたので検討が着く。
しかし、この道跡は本道であり上の尾根筋の道は不明なのか・・・・解らない。
今回はここ迄として残すは約 100m位と確認する。
帰りは紅葉を楽しみながら帰る。
今回の古道探しを振り返ると、尾根筋の急斜面で細くなっている所は一部崩れた跡があり、動物達が通っているので
判るし、其れなりに通ることは出来る。この古道も大正初期には通行する人はいなくなり、時代と共に里の人達の
記憶からも忘れられ、古くから有峰の人達や多くの旅人が越中へ訪れた道の記憶も消え去ろうとしている。
この道跡を訪れる度に、道を作った人々の思いが道跡に残っているのを知ってほしいものだ。