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人間関係づくり・人間力育成の授業

2018年12月11日 大阪府羽曳野市立白鳥小学校 校内研修会

2018-12-09 17:42:50 | 研修会

 

「本気です」という言葉に感動!


大阪府羽曳野市立白鳥小学校の校内研修会でした。

デモンストレーションのスモールクエスチョンから、ただならぬ盛り上がり。

2択の質問ですが、どちらのマウスにストレスがかかったのでしょうか? という問題です。

深まり方がすごかったですね。

模擬授業は「スーパー新聞ジグソー」。

グループのなかで協働することで、ひとりひとりの個性が見えてきたり、感謝の気持ちが生まれたそうです。

終了後、担当の先生と懇談。プログラムを「本気で取り組みたい」というお話でした。

和歌山の海南から毎日、特急「くろしお」で2時間かけて羽曳野へ通勤しておられるとのこと。

思わず、本気で支援させていただきます、という言葉がわたしからも出てきました。

こういうの、めったにないことです。

感動!!

 

白鳥小学校の先生方から感想をいただきました。かなり深い気づきがあったようですね。

 

○ 白鳥小学校の児童にとって、集団づくりは本当に必要な課題だと思います。今回、模擬授業で体験したワーク。実際取り組んでみることで、「こういう風に人のかかわり・協力・はげまし」等、活動の中でできるようになっていくんだろうなあというのを感じることができました。ワークは、児童たちが1回単発でして、力がつくものではありません。教師自身がワークする意義をしっかりと学び、継続して行っていくことで、初めて少しずつ力がついていくものだと深美先生もおっしゃっていました。今後も継続して取り組んでいく必要があると強く思います。

 

○ (新聞ジグソーについて)間違っても取り残されないで、全員が同じタイミングで完成させられるので、安心して参加できるゲームでした。

 

○ (新聞ジグソーについて)みんなで協力しないとできないゲームなので、自然と会話がうまれて、チームワークを作るのに適していると思いました。

 

○ (新聞ジグソーについて)文字が苦手な児童でも、絵や図としてとらえることもできたので、大きく得意不得意がでないゲームでした。

 

○ (新聞ジグソーについて)チームわけもゲームで行われたので、スムーズに決まるし、もめることも少なくなるのではないかと思いました。また、ふだん関わることが少ない子ども同士が同じチームになる可能性が高く、新たなコミュニケーションのきっかけ作りになると思いました。

 

○ はじめのマウスの実験のクイズから、おこられることとストレスの感じ方の関わりがよく理解できました。他の児童に危険がおよんだりしないかぎりは、頭ごなしにおこることは控えようと思いました。

 

○ グループでやるよさ。得意な覚え方がある。一人ではできない、みんなに役回りが回ってくる。教えあえるような声かけ、共有。誰でもできる。ボーッとする時間がない。いがいな人が活やくできるかも。きれいにきれなかった人が逆にヒーローに。あまり差がない。

 

○ みんなで活動できる楽しい研修会でした。その他、グループワークのネタがたくさん知りたいです。先生が出されている本があったり、ネタ集があったりするのでしょうか?

 


○ 次は何をするのかなとドキドキワクワクするワークショップでした。どの子も活躍の場であって、自然にコミュニケーションがとれるので良いと思いました。とても楽しかったです。ありがとうございました。

 

○ 新聞一枚でこんなに楽しいワークができるなんてすごい発見でした。①のワーク、あいこジャンケンでグループ分け。気持ちを合わすきっかけ作りではじまっている。②のワーク、一つの話題で話し合える。③のワーク、あっというまの展開。きっちり切れず、ギザギザが後のワークで生きてくる。「しまった!」と思ったことが良い展開に向くのもおもしろい。④のワーク、一つの課題に向けて心一つにして取り組めた。時間制限の中で、みんな一人をせめることなく、応援して協力できたので、スリルもあり、みんなの応援もあり、安心の中で楽しめるワークであった。⑤最後に気持ちを出し合うふりかえりをすることで、体験したことが生かされる。本日は、いろいろな学びをさせていただきました。学級の中でのコミュニケーション作りに役立てていきたいと思います。ありがとうございました。

 

○ 簡単な作業でこんなにも会話量がふえるのかとおどろきました。子どもたちのつながりをつくるためのしかけとしてとてもたのしんでできました。なかなか自分の気持ちを表に出さない子でも、ワークショップだと自然に会話が出てくると感じましたありがとうございました。

 

○ グループで話し合いながら、楽しんで取り組むことができるワークだった。一人一人役割があり、責任を持ちながら、認め合えたり、助け合いながら活動できるものだった。

 

○ さっそく特活の時間にやってみようと思います。自然とチームのことや仲間のことを気づかうことができました。体験してしっかり考えることができました。

 

○ あっという間の時間でした。ワークだけでなく、先生の話し方、チームの作り方が本当にいい雰囲気を作られており、自然とワークに取り組むことができました。「集団づくり」が本校の課題だと思っています。ともすると、通り一辺倒な「お説教」のような取り組みも出てきかねないものに対して、今回見せていただいた活動は「こんなことわかったでしょう?」とか、「これからはこうしないといけないね」なんていう先生からの説明は一切なく、ワークをした自分たちが自然と学ぶような、そんな感じでした。きっとまだまだプログラムはあるだろうと思いますし、また、理論的なことも学ばなければと思います。子どものみならず、そのためには教師の「集団づくり」が必要だと強く感じました。

 

 

***

 

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