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八月度の御退夜御講に参詣!「四条金吾殿御返事」御書拝読

2023年08月12日 23時02分51秒 | 日蓮正宗無量山寿海寺・菩提寺・末寺・お寺・僧俗一同・僧俗一致
 本日は、夜七時からの、日蓮正宗無量山寿海寺での、御退夜御講に参詣して来た。 
 四条金吾殿御返事の一遍が、今回の拝読御書であり、四条金吾殿は、日蓮大聖人様が、佐渡流罪を許されて、鎌倉にお帰りになった。
 その喜びが感極まって、金吾殿は、自分の仕える主君を、折伏し、御勘気に触れ、怒られ、領地没収、左遷の憂き目に遭う。 
 しかし、大聖人様は、この事態を事前に予言するように、様々な面で四条金吾殿が、それら大難が来ても、退転しないように、これらお手紙にて、注意を為さったり、慰めたりしている。
 いい事をしているのに、人様から反感を買う事が、人生上ある。四条金吾殿は、主君を諫めて、折伏したのが、主君には気に入られなかった。
 しかし、四条金吾殿は、当時、医術に長けて、医者としても有為な人物であった。
 主君が病気を病み、重病と化すが、四条金吾殿が、医術を以てして、主君の病気を快方へ向かわしめた。
 それ以来、主君はそれまでの態度を改め、この四条金吾を盛り立て、新たに今までの領地の二倍に相当する大出世を金吾殿は与えられ、遂げた。
 この一事を以てして、折伏を行ずる事で生ずる世間の無理解、常識外の非道の扱いを例えされても、そこで、その時の同僚を恨んだり、上役、主君を恨んで居てはいけない。
 この時、四条金吾殿は、かなりの短気で知られたが、この時ばかりは、大聖人様の御言葉に従い、自分を馬鹿にして卑下する同僚を恨みもせず、主君にも事を荒立てずに、自身の潔白、偏見、疑いが晴れるのを、ただ、待ち続けた。
 四条金吾殿、それから、それを励ます宗祖日蓮大聖人様、両者の理想的な師弟愛を、私は、うらやましく感じつつ、今日の御退夜がお開きになるのが惜しくなるような面持ちで、帰路に就いた。
以上。よしなに。wainai


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