東京都知事選挙が6月20日告示、7月7日投開票で行われる。
いち早く蓮舫参議院議員(立憲民主党離党)が立候補を表明、現職の小池百合子知事の3選立候補表明が注目されていたが、一昨日小池氏も立候補することを表明した。
これにより、実質的に小池氏と蓮舫氏という女性同士の一騎打ちで選挙戦が展開することになった。
東京都知事選挙には、毎回、元国会議員や、地方の首長経験者らを含めて多数の立候補者が名乗り出るが今回は全国的に名の通った人を含めて史上最多の40人を超す立候補者が出るようだ。
主要候補の小池氏には、自民党、公明党、東京ファストなどが支持、蓮舫氏には立憲民主党、共産党、社民党、れいわ新撰組などが支持する模様だ。
取り分け、岸田文雄首相にとっては、小池氏の3選が衆議院解散、自民党総裁選挙に大きな影響を来し、蓮舫氏は、野党陣営の政権奪還の可能性を占うために大きなインパクトを持った選挙になる。
蓮舫氏は、立候補表明に当たり、小池氏が公約した7つのゼロ作戦の結果について争点の1つにすると述べている。
その他、小池知事に対しては、新型コロナウイルス対策の評価、東京五輪・パラリンピックの不祥事、神宮外苑の再整備問題、学歴詐称問題などを追及することになりそうだ。
蓮舫氏に対しては、民主党政権の失敗、都議会対応などを追及されそうだが、今後、明らかにされる政策の内容が争点になることは言うまでもない。
やたら耳当たりの良いキャッチフレーズ作りが得意な小池氏と、舌鋒鋭く与党を追及する蓮舫氏が、自らが追及される側に回った場合の答弁能力がどうなのかを試されることにもなりそうだ。「関連:2020年7月6日」
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