正さん日記

世の中思いにつれて

ガザ集中攻撃、近く終了。ネタニヤフ首相述べる。軍部増強、北部戦線へ

2024-06-26 12:32:48 | 世界

 イスラエルのネタニヤフ首相は、パレスチナ自治区ガザへの攻撃を段階に終わらせると語った

 しかし、ネタニヤフ氏は、「ハマスが残存することは喜ばしくない」とし、あくまでもハマス壊滅までガザの戦闘を続ける方針を示した。

 ネタニヤフ氏は、一先ずガザへの集中攻撃を止め、代わりに一部の部隊を北部のレバノン国境周辺に移動させ親イラン民兵組織「ヒズボラ」との交戦に向ける方針だ。

 ガザに代わってヒズボラとの全面衝突に懸念が強まっている。

 また、目的の1つとして北部国境周辺の防衛強化と、避難している北部の住民を帰宅させためともいう。

 しかし、最大の理由は、軍部との離反の可能性と、アメリカとの関係悪化にあるものと思われる。

 イスラエル軍は、「ハマスは思想であり、完全に排除できると考える人は間違っている」などと述べ、壊滅は不可能だという認識を示している。

 ガザ地区での戦闘が長期化する中、イスラエル国内では軍事作戦の重要な意思決定をしてきた戦時内閣が中道派のガンツ前国防相の離脱に伴って解散されるなど不協和音が広がっている。

 また、アメリカはイスラエルのガザに対し子供の犠牲を顧みない執拗な攻撃に対し不快感を隠しておらず、さすがのネタニヤフも気にしていることは間違えないだろう。

 そこへ、ヒズボラが攻勢を掛けてきたため、この時とばかりガザ攻撃の縮小を決めたように思われる。

 今後、イスラエル、ハマスの停戦合意がどの段階で、どのような要件で進められるのか。早期の実現が待たれる。「関連:6月9日

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